手術後3年検診のため札幌へ

2011年10月18日(火) 曇り

札幌行きは大抵冬で、もう十分雪の札幌は楽しませてもらったから、今回は秋の紅葉の季節に行ってみたいとこの日を申し込みました。
何しに行くの?と呆れられながら、札幌市内公園の紅葉具合を調べました。今年は全国的に遅れているといわれますが、札幌では遅れているし変な風に枯れているし、例年ほどきれいに色づいていないということです。
でも、私は満足。空から見ても、山々が色づいていて期待が高まります。バスで真駒内駅まで行く車窓からは秋らしい林が続きました。
実際に歩いてみた広々した公園には北国らしい大きい木。大きい葉っぱ。曇り空は残念でしたが、札幌の秋を楽しませてもらいました。
いつも、変形性股関節症日記と称しながら、ほとんど旅日記になってしまっているので、今回は、検診に関することだけをここに書いて、ほかのことは、写真も多いし、旅日記に入れることにします。よろしければ
こちらからどうぞ。


3 年 検 診

石部基実クリニックの待合室では、おふたりの方とおしゃべりしました。同じように変形性股関節症で人工関節を埋める手術をしていただいた患者といっても、驚くほどひとりひとり症状も痛みの経過も違います。それにしても、今まで知り合った方みなさんにも言えることですが、痛い苦しい生活を何年も何十年も踏ん張って生きてきて、手術後痛くない生活を送れる現在のしあわせを口にされ、未来に向かって非常に前向き、意欲的です。
筋力測定で前回より数字が小さくなってがっかりしていると、おひとりは私より数字は小さくても、そのことは受け止めているけれど、背筋を伸ばしてしっかり歩けているからいいですよ、と先生がおっしゃったし、数字のことはあまり気にしないと言われました。体重を増やさないようにして、筋肉が硬くならないように動かすのだそうです。数字は目安に過ぎないし、彼女が言うには加齢によるところが大きいだろうしと。そうですよねぇ。数字にだけとらわれるよりも、よりよく歩けることと、体重を減らすことを気にした方がいいのねぇ。

筋力測定をしてもらった理学療法士?さんに、錘をつけて勢いをつけて足あげ体操をするよりも、椅子に腰掛けてテレビを見ているときなどに、錘をつけずに片足ずつ水平に挙げてそれを維持する、という方法を教わりました。 どのくらいの間かと聞くと、数は数えない。つらくなるまで、だそうで、あまりテレビは見ないけれど、ボーとしているときにでもやってみることにします。毎日何度も続ければ、効果があるそうです。
もうひとつ、横向きに寝て、片足を挙げて、丸く円を描く。最初小さくてもいいけれど、徐々に大きく描く。できるようになったら、三角、四角、自分の名前を全部書けるようになれば満点なのだそうです。聞いている分にはそれほど難しい気もしませんが、きっと最初の丸を描く段階でばててしまうのかもしれません。


☆石部先生の診察 ☆
いつものように、ドアを開けて入っていくところからもう診察は始まっているのでしょう。14時30分の診察の前に、1時間半ばかり真駒内公園や近くの町並みを歩き回ったので、足がもう疲れきっていて、馬鹿なことをしたとやっと気づきました。楽しかったんですけどね。散歩は後にすべきでした。びっこをひかないように必死でしたが、見抜かれていたかも。

初診のとき以来毎回、足の各部の長さや太さを計測されます。レントゲン写真を見ながら、左股関節の具合はどうですかと聞かれました。長く歩くと痛くなりますが、股関節痛というより筋肉痛の感じですと答えました。
軟骨が磨り減っているのは変わらないので、痛みが強くなったら言ってきてください。私が手術しますと言ってくださいました。石部先生の診察を受けるのは3年検診までと聞いていたのですが、片方の手術をした人はもう一方の手術もしていただけるようで、安心しました。
次はまた2年後の定期検診。それまでにひどく痛くなるようなら、左足も手術していただくつもりです。なるべく手術しないで過ごしたいですが、長く歩くと痛くなる程度が早くなっている気がします。今日の散歩で杖を持たなかったのがだめでしたね。公園内や一般道はショッピングバッグでは歩きにくい。杖でゆっくり歩けばこれほど痛くならなかったはず。これからはいつも杖を持ち歩くことにします。