変形性股関節症

石部基実クリニックで初診

2008年5月8日(木) 晴れ 
眠りは浅く何度か目覚めたが、東向きの窓からは4時半前から朝日が差し込んで、気分よく起床。ゆっくりシャワーを浴びて、25階の朝食(和定食)の場所へ。1階のバイキングとどちらか選べるようになっていて、和食なら硬いものはないだろうし、25階の高さに魅かれての選択。いいお天気で期待を裏切らない窓からの景色。お味はまぁまぁ。おかゆにしてもらえたのがうれしかった。
9階の自室から見える4時半にもなっていない日の出 25階から見える札幌西部
入り口がちょっと分りにくいということだったが、石部クリニックのホームページで六花亭の隣の方という説明があってすぐに分った。
石部基実クリニック入り口 すぐ前は国道でポプラ並木の新緑が鮮やか
受付で先ず問診票を書いて、すぐにレントゲン室に行くように案内があった。検尿があるかもと思って我慢していたが、検尿はないとのことで、まずトイレへ。その後、手術を受ける場所になるはずの、同じ建物内の“小笠原整形外科”のレントゲン室へ。

             <ここからの記述は、日日朗花5月8日とほぼ重なります>

その待合室は、 私と同じように杖をついた同年齢くらいの女性ばかり。手術が済んで1ヶ月検診の人。1ヵ月後の手術に向けて貯血に来ている人。みんなお仲間という感じで、いろいろお話を聞かせてもらった。
手術後は腫れるので、大き目のパンツを買っておかないと退院して帰るときに困るとか、病院から用意するように言われるマジックハンドは、福祉用品売り場で買うと値段も高く、重すぎて使いづらいから、東急ハ○ズなどのおもちゃ売り場の方が安くて使いよいとか、実に具体的なアドバイス。1ヶ月前に同時に両足手術を受けたという人が、両手に持っている杖が、ぶら下がっているだけにしか見えない感じでしっかりと歩いておられて、手術してもらうぞ、の意気込みが沸いてくる。

先生は、ホームページやテレビで見た印象と同じく、優しく質問が的確。レントゲン映像を見ながら、昨年1月に近くの病院で診てもらったときの様子を聞いて、付け加えることはひとつ、右股関節だけでなく、臼蓋形成不全は両足同じで、左足の股関節も軟骨が磨耗してきているから、そのうちに痛くなるかもしれないとおっしゃる。近くの病院では、痛む場所のレントゲンしか撮らなかったけど、こちらでは骨盤全体を撮ってくれたからそれが分る。手術するかどうかは本人の決意次第。どうしますかと問われ、決心はついています。よろしくお願いします、とお返事した。
石部基実先生の手術法は、MISというMinimally Invasive Surgery(最小侵襲手術)の略で、ナビゲーションシステムと併用というもの。石部先生のホームページはこちら

ただし、今日申し込んでも手術をしてもらえるのは10〜11ヶ月後。今日の診察は申し込んでから10ヶ月後になった。これからまた、手術までに約1年。待っている間に、筋力トレーニングをして、手術後のリハビリの効果を高めておかなければならない。いろいろ注意事項などを担当の看護師さんから聞かせてもらって、今日の初診は終わり。
筋力トレーニングは、痛いのを乗り越えてくださいと言われた。老化と使わないことですっかり弱った筋肉に力をつけようというのだから、筋肉痛は起こる。それをがんばって乗り越える。いっぺんに張り切らないで、徐々に慣らすように。はい、がんばります。