
2011年11月14日(月) 晴れ
今年はいつまでも暖かくて、どこでも色づきが悪いといううわさどおり、ここ神戸森林植物園も、数年前のみごとな錦絵の景色とはいきませんでしたが、水辺の紅葉はそれなりに美しく、思い切って出てきてよかったよ。
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セコ北米原産ラクウチョウ |
メタセコイア |
入口あたりはきれいな円錐形の針葉樹が迎えてくれる |
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遠足の子供たちがこんにちはと声をかけてくれました |
ハウチワカエデ |
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オオムラサキシキブ |
ウンリュウヤナギ |
ツツジ・シャクナゲの季節に来たときには虫が多くて、顔のまわりをぶんぶん飛びまわられて閉口しましたが、この時期はもう大丈夫だろうと、あまり人の歩いていない見本園に行ってみました。
蝿や蚊はいませんでしたが、蜂がいました。1匹だけ大きいスズメバチらしいのが近寄ってきたので、慌てて引き返しました。学習の森という感じで、本物の松ぼっくりやどんぐりを並べて展示していたり、松と杉の違い、植物の水の吸い上げる力について説明があったり、楽しかったんですけれど。
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カキツバタ 返り花
池畔に数本すっきり伸びて |
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ラクウショウ、水辺の木、気根を出している |
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ウリハダカエデの紅葉、下写真も |
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長谷池の横から小路がついていて、シアトルの森へ上って行けるようになっていました。
木漏れ日のさす雑木林の中を歩くのが気持ちいい。シアトルの森は、ほとんど枯れ散っている木々が
まわりに立っているだけの広場でしたが、大型の紅葉の木が珍しくしばらくうろうろしました。
そのまま出口へ帰ることもできるけれど、上って来た小路が楽しくて、同じ小路を下ってまた長谷池にもどり、
ベンチに腰掛けて痛くなった足を休めました。本物の山とは違うけれど山道が楽しくて。
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シアトルの森・・・というよりシアトル広場かな |
シアトルの森の隣は、日本のススキあり、北米らしいカエデあり、何かのイベント用の広場でしょうか。
大きな葉っぱのカエデが真っ赤で、下でお弁当中の女性3人。はるか離れてその木を撮りたくて
三脚立ててじっと眺めるおじさん。しばらく私は遠慮して近づかないでいましたが、女性たちは楽しそうに
おしゃべりに夢中。ま、べつに誰に遠慮することもないしね。そのうちに私も木のそばまで行ったり、
ススキの向こうの山並みを眺めたり、広場をうろつきました。
紅葉がそれほど鮮やかでなくても、擬似森林であっても、意外に人が多くても、木の多いところをうろうろするのは
楽しい。ただ、覚悟以上に足が痛くなりました。ひと足ひと足杖をついて慎重に歩きました。
前にもこの森林植物園で足が止まって歩けなくなり愕然としたことがありました。
山ではない、公園という思いがあるからとぼとぼしか歩けないのが我ながら意外なのですよね。
お風呂に入ってよくたたいてもんで湿布を貼って寝ることにします。
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