京 都 紅 葉 散 歩
2012年11月28日(水) 晴れ のち 曇ったり晴れたり

 嵐 山 

昨年と1日違いの今日、天気も体調もよく、嵐山の見事な紅葉を目にしようとやってきましたが、紅葉は、前の年と同じ頃に行ったからって同じ景色が見られるわけじゃないということを忘れていました。色づくのが少し早かったのか、山の半分くらいがもう枯れ木になっているように見えました。残念。
もう散ってしまった枯れ木が目につく嵐山
電車で嵐山に近づくと山すそに朝もやが立ちこめ、紅葉が見えないかと心配しましたが
みるみるもやは雲になってあがっていきました


日本に竹林は数あれど
嵯峨野の入り口、ここほど有名なところはないのでは・・・



野々宮神社、いつも若い人が多い


 大 河 内 山 荘

大河内山荘も同じ。最盛期は済んでいるようです。それでも、バスでやってきたらしい団体さんが、キャ〜、すばらしい、ステキ!の大合唱。
この庭園はカエデの紅葉だけが見事なのではありません。回遊式の道は、石段を上ったり下りたり、まっすぐの道はなく、曲がった先の景色がどんなかわくわくするのです。 足元のぶ厚い敷き紅葉、緑の苔と色も形もとりどりの敷石。一木一草さりげなく自然に見えるけれど、見事に組み立てられ造り上げられた庭園です。

門から坂を上って突然パッと開けたところが
庭園の入り口
右に行くとお茶席のあるところ
左の石段を上ると
茅葺か?趣のある中門
お茶席入り口の黄色のカエデ

建物の中に入らず、今日は外でいただきました
敷き紅葉とマンリョウ 大乗閣垣根の蔦がいい味わい
大乗閣の前から見る
嵐山が借景になって奥行きのある風景



大乗閣前の紅葉


借景嵐山
市街を越えてはるかに望む比叡山






亀 山 公 園 

昨年は嵯峨野散策の第一歩のつもりで大河内山荘に入り、そのすばらしさに感嘆して、同じところを2回めぐって、他はどこも見なくてもいいと帰ったのでした。
今年も2回まわってゆっくりのんびり楽しむつもりでしたが、紅葉は十分残って美しいのに、昨年の絶頂期に来合わせたことが忘れられなくて、少しがっかり。現金なもので、足が痛くもなるし、汗が引いて寒くもなるし、動機は違うけれどやはり、他にはどこも行かずにまっすぐ帰りました。

保津川下りの船が着きました