大 阪・海 遊 館
2009年7月7日(火) 曇り ときどき 雨

悠々と‘太平洋’水槽の中を泳ぐ海遊館自慢のジンベエザメ
おとなしいサメと言うが小さい目はサメらしい、黒い穴は多分耳、目はもう少し前のほう
いつもお腹にくっついて泳ぐのはコバンザメか

エサはプランクトンだそうだ
一匹には常に小魚の群れが伴泳し、一匹にはコバンザメ
下から見たら、目が両端に離れてついている
お腹が平らで真っ白で何もない


マダラトビエイ、きれいな背中の模様、優雅な泳ぎ、でも、このお顔・・・!

マダラトビエイ、尾の先の棘みたいなのがとっても長い


オニイトマキエイ(マンタ)、背中の小魚がねずみみたい・・・
大きく開いた口は頭部の前縁にあり
頭部腹面にあるイトマキエイと違う
背中に小魚を乗せたままくるりと宙返り
口の両側、目のそばにくるりと丸まっているのは頭ビレ
胸ビレの変化したものといわれる
でんぐり返りの途中 別に網で囲われた方にいたイトマキエイ
若々しく颯爽とした感じ、人工餌付け、水槽で展示は世界唯一だとか
口は頭部腹面にあり、オニイトマキエイと違う


一見サメみたいだがこれはエイ、シノノメサカタザメ
横に少し大きめのヒレがあり、腹側にエラがある
ナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)


ジンベエザメやいろんなエイなどがいる一番大きな水槽は‘太平洋’と呼ばれ、実際の海では魚同士が会うことは滅多にないのだろうなと思いながら小魚からサメまで遊泳する姿を楽しませてもらった。

海遊館入り口を入ると、長いエスカレーターで先ず8階まで連れて行かれ、日本の森が海を育てるところから始まり、世界の海をいくつかの海域に分けて、それぞれに適した環境の展示になっている。見学者は建物の中心‘太平洋’をまわって下りながら、壁側の水槽も見てまわれるようになっている。
それぞれ結構深い水槽になっていて、アシカが上から下から近づいてきたり、イルカのボールショウを陸上も水中も同時に見学できるのは楽しい。8階から4階までぐるりとゆっくり、好きなところで椅子に座って眺めていることもできる。混んでいるときにはゆっくりは無理だろうけど。

アリューシャン列島のラッコ 南極のペンギン
上から雪を降らせてもらっていた
タスマン海のカマイルカの演技を写そうと
カメラで狙っているのは飼育員のお姉さんのよう
フンボルト海流(寒流)に乗ってやってくるプランクトンを食べて
大発生するチリのイワシだけの水槽

食物連鎖の1番下だから他の魚を入れるわけにいかないね
とても人懐っこいマンボウ、口をすぼめて人のいるほうへやってくる
ぐるりを網で囲われているのは怪我防止のため?


水槽に使っているアクリルガラスの実物展示
厚さ30センチ、普通のガラスの19倍の強度とか

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10数年前に行ったことがあるはずだが、外観は全く覚えていなかった。中を長く歩くからと最寄の地下鉄駅から5分の歩きを避けて、2駅手前からタクシーに乗ったが、降ろされたところから入り口までは途中に階段があったり、かなりの距離外を歩かないと建物にたどり着けない。からだの弱い人、足の痛い人にはつらい。車椅子を貸し出すと言っても、そこまでどう行くの?タクシーの間違い?
見学自体は楽しかったが、弱者にやさしいとは言えないと感じた。