猫・ピーター

猫属の野性、かすか

しめ縄に来るスズメが気になる
2003年正月2日の朝。玄関に座って上を見上げ、「ヒン、ヒヒ、フッ・・・」とうなり声のつもりらしい鼻声を出していました。いろいろあって3年ぶりに玄関に飾られたしめ飾りの稲穂をつつきに来るすずめたちが賑やかにチュンチュン鳴きながら、ガラスのむこうを飛び交っています。

野生の猫科猫属なら、まずこんなところでうなりませんね。意味がないばかりかせっかくの餌を逃がしてしまうではありませんか。
他の出口を探して、風下からそっと近寄って朝食獲得といくでしょう。

しばらく見上げていましたが、そのうちに何事もなかったような振りをして廊下を歩いていきます。

「どうしたの?すずめを捕まえなかったの?」 声をかけてみました。
からかわれていると分かるらしいのです。
後ろを向いたまま、耳だけこちらに向けて、別に――と、奥へ去っていきました。
本人はそのつもりじゃなくても、なかなかの喜劇役者です。

 
階段で待つ 階段幅いっぱいに伸びる
朝起きて2階から下りる時は必ず、階段を私の1歩先を歩いて、こちらが立ち止まったら、自分も止まって待ちます。
邪魔の仕方がだんだん大きく、しっぽを精一杯階段の幅いっぱい伸ばして、危ない危ない。
お尻を振り振り下りる姿を1度カメラにおさめようと思っても、寝ぼけた私と動作ののろいデジカメじゃうまくいきません。


背にヒーター 面目ない

冬、寒いときの猫ベッドは、ヒーターの横。いつも背中をくっつけて寝ています。
面目ないと恥ずかしがっています・・・。そんなわけはない。はい、雨降り前らしく、顔洗いに余念がありません。

 


猫目次へ