
06年3月22日

ピーターを抱いてしりもち。
歩きながら向きを変えようとしたらほんの少しバランスを崩してしまった。狭いベッド横の隙間だったので、右ひじをベッドにつこうとしたが、体勢を立て直せない。抱いたままゆっくり隙間に仰向けに倒れてしまった。
何を勘違いしたのか、ピーターはお腹の上でのどをごろごろ言わせて喜んでいる。
逃げ出すかと思ったのに。おいおい、おかあさんは倒れちゃったんだよ。 でもしばらく寝たまま、猫と一緒に笑ってしまった。
別に年をとらなくても、バランスを崩すことはあったが、意識しなくてもすぐに元に戻った。今じゃすっかりしりもちをついてしまう。筋肉の弾力性のなさをつくづく感じる。
06年3月17日
最近猫ピーターのにおいがきつい。
拾ってきたばかりの子猫のときは、トイレのしつけができていなくて家中にオシッコをされて、子猫といってもそれはすごかった。そのうちに外かトイレでするようになったし、家族は多分鼻が麻痺してきたこともあるのだろう。においが気になるようなことはなかった。
ところがこの頃、抱いてブラッシングをしたり、大好きな右耳まわりのなでなでのときなど、のどをごろごろ言わせるようなときは特に、けもの臭というのか、大変臭いにおいを出すようになった。私自身や服、布団ににおいが移ってなかなか消えない。
けもの臭だけれど、若猫のころはこんなことはなかったのだから、老臭といわれるものだろうか。人間にもあるらしい。つくづく老いることのいい点を探すのはむずかしい。
06年3月13日

京都は雪になるというので、雪降る京の梅でも見にいこうかと、朝から準備していたら、何か感じたのかピーターがあたたかい自分の椅子のある2階から下りてきてそばを離れない。
猫を抱いてストーブの前でしばらく思案したが、雪なら京都まで行かなくても西宮でも降り出したし、梅は、ご近所の立派な紅梅白梅の木が今満開。出かけるのはやめた。それでも猫は信じていないらしくて、いつもはそんなことないのに、何時間もずっと私の横の椅子に座ったまま。
信用をなくしたんだなぁ。ここのところ、出かけたら遅かったから。用なら仕方がない。諦めてもらうけど、どうしてもという用でなければ中止だ。夕方になってやっと2階の自分のホットマットの椅子に戻って行った。
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