
06年5月6日
おそるべし、猫のなめ技。
起きる気にならないくらい気分が悪い日、目覚めた気配を感じたのか、ピーターがやって来て、顔や頭をなめまくる。ベッドカバーをすっぽりかぶってなめなめ攻勢から逃れるうちに、ケヘラキャハラ笑ってしまって、起き上がってしまった。鬱も神経症も医者要らずだ。
06年4月20日
明日から天気は下り坂というので、いろんな用がたまってしまった大阪へ行こうと準備を始めたら、ピーターがニャンニャカ賑やかに部屋中を歩き回り、外に出してやっても餌をやっても鳴くのをやめない。
諦めたように2階に上って行ってホッとしても、いつまでも鳴き声が聞こえる。以前のようにウオォーーーと大声ではないけど、1時間近く、フニャホニャ〜。そっと2階に上ってみると、まるで幼児がしくしく泣いているような鳴き方。
甘えん坊、寂しがりや、になっちゃった。唯我独尊、我が道を行く、独立独歩が猫の正しい生きる道だったんじゃないのぉ・・・年寄り猫はそうじゃないみたい。
外は台風並みの大風で、玄関の大型植木鉢が倒れている。そうね、別に今日でなくてもいいんだよね。猫を抱いて、「今日は行かない。どこにも行かないよ。」と言い聞かせる。分かるのかなぁ。ピタッと鳴き止んで、それから2時間以上いつもの自分のホットマット椅子で寝ていたようだ。
ときどき、確かめるように階下にやって来て、ウォーと雄たけびを上げ、ひと巡りしたら2階に上るを繰り返していた。
これからは、前夜寝る前に準備万端ととのえて、朝起きてもいつもと同じ行動をして、ごみを出すような雰囲気でさっと出かけるようにしなければ。
気がつけば鳴くだろうけれど、まさか1日中鳴いていないだろう。そのうちには諦めるだろう。なるべく気付くのを遅くするようにそっとそっとでかけなければ。
06年4月15日
猫はとても役に立つ。
湯船にお湯を入れていたことをすっかり忘れて、43℃のお湯を20分以上ザーザーと流し続けてしまった。そばで何だったかやっていたので、よもや忘れることはないと思っていたのだが、後5分というときに、ちょこっと居間へ移動。すっかり忘れてしまっって、パソコンには触らなかったが、いつもの椅子に腰掛けて、ついていたテレビを見ていた。
そこへピーターがニャーニャーやって来て、どうしたの?と腰を浮かした私を、風呂場まで連れて行く。ぎゃあ〜!
ありがとうね。ピタちゃん。いいこいいこ。ホントにアリガトネェ。これで何度目かな。ピタちゃんに教えられたの。いい耳、いい勘。‘猫の手’のことわざはなくさなければ。
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