
06月8年16日

昨夏も暑かったが、うちの猫はクーラー嫌いだった。夜、涼しい風の出てくる寝室扉のそとで長〜く伸びて寝ていた。
今年はそれほど冷やさず、‘冷房除湿’(28℃〜29℃に設定)にしてあるからか、大抵はエアコン作動中の部屋の中に入っている。もしかして、いつも早く寝ようと何度も呼びにくるのは、冷やして欲しかったのか。
さっき、ちょっとした用で2階の寝室に入ったら、やっぱり2階は暑い。夜中でも33℃。もうすぐ寝ることだしと、いつもの‘冷房除湿’にしたら、私が1階に下りてきても、ついてこない。へぇ〜、そうなのか。この程度なら涼しくてもいいのか。ゼイタクなやつじゃのぉ。
06月8年11日
猫はよく役に立たないものの代表のように言われる。「猫の手も借りたい」なんて。
だけど、うちのピーターは手が役に立つとは言えないけど、頭がいい。
今日ひさびさに、お湯を沸かしていたやかんを焦がしてしまったが、私が気がつくより前に実はピーターが鳴いて教えにきてくれていた。気分でも悪いのかと思って、暑いねぇ、ブラッシングしよう、と膝に抱き上げ、ブラッシングやらマッサージやらやっているうちに、いい気分で当初の目的を忘れてしまったようだ。
ピーターは、お風呂のお湯があふれているとか、やかんのお湯がなくなったとか、変な声を出して教えに来てくれる。きっと耳がいいから、いつもと違う音に対して反応するのだろう。
せっかく教えてくれても、こちらがすぐに気がつかないと、「なんだ、いいのか。」って感じでそれ以上がんばらないのが、猫の特性、習性。でも賢い猫でしょう?
06月8年3日
ときどきは今も吐く。
2日前には、廊下から玄関にかけて3ヶ所吐きながら移動して、玄関マットの上に長々と寝そべった。吐いただけで落ち着くことはあまりないから、よほどしんどいのかと心配になったが、しばらくなでても嫌がらないし、そのうちに楽になるだろうと、そばから離れた。
夜、寝ようと2階に上がると、2ヶ所吐いたあとがあり、私のベッドの上にちゃんとした猫ウンコがのっていて、そばに吐いてあった。何はともあれウンコは出たんだ。出るまで吐いてまわったのだろう。
真夜中だけどそのままにしておくわけにいかない。寝られないし。シーツから下にはしみていなかったので、シーツをはずしてつまみ洗いだけして、新しいシーツで寝た。
律儀なピーターは、よたよたとそれでも私の枕元にやってきて寝そべり、しっぽを振っている。そのしっぽを軽くたたきながら、深く感謝した。猫がいて汚れるよりも、すぐに掃除することできれいになることもあるくらいだから、現実面でもありがたいことと言えるのだけど、私は老猫のおかげで随分辛抱強くなったし、面倒がることが減ったと思う。いくらかましな人間になったようで、それはとてもうれしい。
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