

2日続けて早朝から何時間も、悲鳴のような鳴き声や怒りにまかせての声、苦痛に耐えられないような声、聞いたことのない大声で起こされています。しばらく抱いて大好きな右耳まわりのマッサージをしたり、お腹をやさしくブラッシング。ときには餌に鰹節を掛けてやったり、トイレに新しい砂を入れたり、考えられるだけのことをいろいろやってみます。
そのいずれも、やってもらっているときは気持ちよさそうに静か。ときどきはのどをごろごろ。さぁ、鳴かずに寝ようねと下に下ろし、私はベッドに横に。しばらくしたら、同じこと。ウワァーオ、ニャアーオ、すっごい声。きっとご近所の人も起こされたでしょう。
もう仕方ない、と布団をかぶって聞こえないフリをしていると、出ている頭の先をなめる。猫になめられるのはくすぐったすぎ。飛び起きて、ちょっと抱いて、一緒に寝ようと布団に入れると飛び出して吠える。ついに
“吠えるな!静かに!” 怒鳴ってしまいました。びっくりしたのか、それで静かになって、それはそれで気になりましたが、眠くて眠くてぐっすり寝てしまいました。
今朝、ゴミを出した後、静かでいっこうに下りてこない猫が気になって、2階に上ってみると姿が見えません。薄手の羽毛布団がたたまれているその中にサンドイッチ状態で丸くなっていました。
そうか、寒かったのか。朝方は寒くなったよねぇ。ごめん、気がつかなかった。布団の上からなでていると、居心地悪そうに出てきて、しばらく日の当たるところに寝そべっていました。やっぱりね。寒かったのねぇ。
誰も使っていない夏掛け布団をピーター専用にして、猫ベッドに広げたら、昼過ぎにはそこで寝ていました。
年寄り猫だから、体調のよくない猫だからと、大切にやさしく相手をしているつもりでしたが、だめですね。この冷え込みに気づかない。昨年までは、暖房のない秋口のこんな寒さにも耐えられたけど、今年はだめなのね。悪かった。ごめんね。
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