

少しでもあたたかいところを探して、そこで丸くなるのが今の仕事です。
よく鼻を隠すような格好で寝ているのを、からだを丸くしたら自然にそういう形になるのかと思っていましたが、どうも違うようです。
昨日の朝目覚めたとき、足が軽くて、猫が掛け布団の上にいないのに気がつきました。横を見ると、ヒーターの隙間に鼻先を突っ込んで動きません。いつもなら私が起き出したら必ず先導するように足元を半歩先に階段を下りるのに、カメラを取りに1度下りて戻っても、ピクリとも動こうとしません。フラッシュをたいても動きません。昨夜寝るときにも確かこの格好でした。ちょっと心配になって、触ってみようとしたら、猫は腹式呼吸なのですね。かすかに背中が上下しています。安心して、笑っちゃいました。なんて猫でしょう。一晩中その格好だったの?鼻先は熱くないの?
玄関の扉が開いてもすぐには飛び出しません。この頃、我が家のまわりにいつもつよ〜い猫がいるからです。
我が家はいつも草ぼうぼう、生垣ぼさぼさ。たまに草引きや剪定をした後で大量に出る枯れ草や枯れ枝を土に返そうと、次に何か植えるときの肥料にするべく、家の横に積み上げてあります。多少発酵するからあたたかいのでしょう。よくよその猫が丸くなっています。
この2匹の関係は分かりません。このときは少し離れていましたが、くっついて寝ていることもあります。うちのピーターは、仲間に入れてもらえないようです。いつも家の中でぬくぬくしているやつなんて、というわけでしょうか。
|