猫・ピーター

体調回復、すごい食欲

新年あけてすぐくらいから1週間、餌をまったく食べませんでした。大好きなかつお節も、腎臓にいい餌も。すっかり肉が削げ落ちて、筋と骨だけになりました。 それでも体力は落ちないらしく、テーブルからテレビ、小机、戸棚の水まで三段跳びをやっていました。1日に何度も1階と2階を往復するし、庭の散歩も。
だけど日中はほとんど寝ていた猫が、ずっと起きて鳴いて歩きまわるのは、普通じゃありません。
食欲がなくなったわけじゃなく、それまで見向きもしなかった焼肉のあとや鍋の汁をなめたりするので、多少味が濃いものもやってみたら、ほんの少しだけど食べる。
それなら、猫用高級缶詰なら食べるんじゃないかというつれあいの提案を受け、スーパーの閉店間際に飛び込んで買いました。‘マグロとタイ’。がつがつ食べました。
餌に飽きたら1週間も絶食できるのですか。猫って。食べる気がある間は、たとえ腎不全になってもウンコが出なくなっても、何か食べさせたかったのですが、その後立派なウンコをたくさんして、ふらふら歩きもなくなり、元気になりました。
飢え死にさせるところでした。あの1週間は今でも信じられません。この2年、腎臓にいい餌に少しだけかつお節をかけたのを文句も言わずに食べてきて、突然のハンガーストライキ。今も、腎臓にいい餌は見向きもしません。
まん丸になってスヤスヤ寝ている2枚の写真は、よく食べるようになってからの写真です。体調の悪いときは、こういう猫らしいまん丸姿勢はできないようでした。

<2007年1月28日>


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