夙川北山散歩
がんばるさくら
暖冬に続き、何もかもなんか変よという感じの気象条件の下、遅めの開花。入学式入園式にちょうど満開だし、近くにJR‘さくら夙川駅’ができて、ますます華やぐ夙川の桜。人ごみがいやで股関節の具合がよくなくて、今年は全体を見て歩いていません。
たまたま通りかかったときに、以前連れ合いが 「竜のように身をくねらせた枯老木で、よく生きているなという木が、花をつけている。たいしたもんだ。」と話していた木を探してみました。探すも何も、道のすぐそば、目に付きやすい場所だのに、今までまったく気にしたことがありませんでした。きっと遠くばかり見ていたのでしょう。







植物の生きる力はすごいですね。花を咲かせている枝は木の中を通っている外皮をつけた細い独立した1本の木から出ているように見えます。根元は最後の写真のようになっていて、やはり独立した木が元の木の中から生えているように見えます。途中はよく分かりませんでしたが、きっとこれでしょう。写真を撮っていると、中高年の人は、「がんばってるのねぇ。」とか、「これはすごい。」とか木に一声かけて通っていきました。なんだか励まされてしまうのでしょうね。
<2007年4月10日>

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