夙川北山散歩
初春、夙川の鳥2
キセキレイ キセキレイ後姿 飛び立ったキセキレイ
暖かいお正月、中流から上流まで歩いてみました。
キセキレイだ!うれしっ。夙川でセキレイはよく見ますが、ハクセキレイかセグロセキレイが多くて、本流でキセキレイを見かけることはめったにありませんでした。支流ではよく見ましたが、写真にそれと分かるように撮れたことはありませんでした。じっとしていないし、少し近寄っただけでも逃げるので、遠くからズームで撮るとぶれてしまいます。私の写真はちゃんと撮れることのほうが珍しいので、申し訳ありません。
  
ハクセキレイ♂ ハクセキレイ 飛び立ったハクセキレイ
写真はどれもみなひどいぶれぶれ写真ですが、上はハクセキレイです。左はハクセキレイのオスが夏羽から冬羽に変わるところのようです。冬のオスはメスとよく似た灰色になるので、私には見分けられません。
下はセグロセキレイで、夏冬同じように見えます。背よりも顔の黒いことで夏のハクセキレイオスと見分けられます。本には海に近いところでは見ないと書いてありましたが、何故か夙川では河口で見ることがあります。セキレイはピィッピィッとよくとおるかわいい声で鳴きます。
飛ぶ姿が好きです。どのセキレイも白い紙飛行機のような三角翼を横から出して、スィ〜スィ〜と波型に飛びます。長い尾を上下に細かく振りながら浅瀬をちょこまか歩く姿もかわいい。
セグロセキレイ後姿 セグロセキレイ

チュウサギとコサギ チュウサギとコサギ
異種のサギはよくこんな風に一緒にいます。一緒にいると違いがよく分かります。くちばしの黄色い大きい方がチュウサギで、くちばしが黒っぽくてからだの小さい方がコサギです。はじめて見たときには親子かと思いました。

中新田川との合流地点 Y字になっている右が夙川本流、左が中新田川です。このあたりの遊歩道は両岸とも広く、特に川に挟まれた真ん中に見えるところは広場になっていて、散歩をしない人も来ています。今日はこの合流点には、カルガモだけ16羽いました。中流より南には、カルガモがいなくなりましたが、ここから上流はカモはカルガモだけでした。

カルガモは比較的大きいカモで、オスメス同形。前から見た顔はちょっと怖いと思っていましたが、今日見た顔は、怖いと言うよりもかわいい愉快な顔で、その攻撃的な態度で、あまり好きではなかったのが、印象が変わりました。

カルガモ ひょうきんカルガモ

草を食べるカルガモ
もっと上流では、中州の草を食べていました。
草を食べた後急いで水を飲んでいるのが面白い。流し込んでいるようです。

河原遊歩道は終わり 緑道
石垣からくねって生えている松の根元で河原の遊歩道は終わり ここからは緑道と呼ばれる堤防上の遊歩道になります

銀水橋 標識
銀水橋が見えてきました。西宮市街から北山の際を通って
鷲林寺〜三田方面に行く県道にかかっています
この橋のすぐ北側が北山です
河口からここまで4キロ夙川を遡ってきたわけです
橋の向こう側に渡ると、次々大きな堰堤が現れます。本流支流に関わらず、六甲山系は急流が多く、鉄砲水に備えて無粋ではあるけれど、下流住民の安全のために、沢山の堰堤、砂防ダムが作られています。私がいつも北山へ入るのは少し西の登リ口ですが、ここからも北山へ登れます。地図にはこちらが載っているし、むしろこちらが本道かもしれません。
    
高い堰堤 大きい砂防ダム

   
銀水橋から北山を見る


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