
久しぶりに小鳥を見ようと北山へ。少し足を伸ばして、甲山森林公園まで。
黒い雲に覆われ小雪が舞って、すぐ上に見える甲山がかすんでいます。神呪寺の門に着いたら雪がやみ、明るい甲山が見えました。
森林公園をぐるっとひと回りしても、池にアオサギが1羽寒そうに立っていただけ。数日前にクイナがいたと掲示板に書いてあったので、もしかしてと期待したのですが、あまかった。
北山貯水池に見慣れない鳥が・・・カモより大きく、本物は見たことないけどもしかしてガンでは?ほっぺが白い感じがシジュウカラに似ているので勝手にシジュウカラガンと名前をつけて写真を撮りました。
帰ってから鳥関連ホームページで検索してびっくり。本当にシジュウカラガンというガンがいるのです。数が減って絶滅危惧種に指定されているとか。
そんなに珍しい鳥だったのかぁ・・・だけど詳しく調べるとどうも違うみたい。カナダガンの一種のよう。でも、この顔、くちばしの上に白い輪、足のオレンジ色、黒い首に白い点々があることについて言及しているのは見当たらない。カナダガンというのは少しずついろいろ違って、いろいろあるようです。
ツグミに会いました。
以前冬に草原でよく見たホオジロの群れも、ジョウビタキもいなくてがっかりしていたら、10羽くらいの小鳥の群れがそばの枯れ枝の間を飛びまわって、いつも地べたで草の実、虫探しのホオジロが今日は飛びまわっているわ、と思いましたが、ツグミでした。バ−ドウォッチャーさんのホームページにはありふれた鳥しかいなかったなんて書いてあったりしますが、そんなこと言わないで。初心者は会えてとてもうれしい。
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北山の1番高いあたりは大きい石がごろごろ
夙川からも見えます。
石に乗ると北山池が右下に |
足もとに三角点の標識が埋め込んでありました |
冬枯れの北山三池
秋に帰り花を咲かせていたツツジは、他の木のように春に向けて固いつぼみ(左の写真)を用意できていません。やっぱりそうか。今年はほんとの季節には咲けないね。今年の秋は大丈夫かな。
南の池で、はじめて見るエナガがメジロと群れになって賑やかに鳴き交わしながら、池のそばの木の間を飛び回っていました。どちらも枝の間をせわしなく飛ぶ。すぐに木を移る。で、写真はなし。

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大きなメタセコイアとイチョウがすっきりすっぴんで
並んで立っています。
凛とした空気によく合います。 |
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越木岩神社参道の桜は、
ほとんど幹がねじれています。
他とそれほど風の強さが違うとも思えないのに・・・ |
バンがいるだろうかと楽しみに、アシとガマの生えた小さい池に寄りました。いました。
前は2羽いたのに1羽です。ところが急いだ様子で枯れアシの茂みの中へ。若い男性ふたりが釣りをしています。小さい池で釣り糸をつけた竿をふたりで振ったら、池全面を使ってしまいます。茂みの中のほうで隠れているかと思ったら、見えるところにいました。若者は鳥に関心なんかなくてただ考えていないだけでしょう。おねがいだ!見て。この辺でバンのいられるアシとガマのある池は他にないの。釣りはよそでやって。
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