夙川北山散歩

生きることは食べること
コサギ コガモ

11月中旬、川も河口も鳥たちで賑やかです。

いつもの橋の下にいつものようにコサギが・・・・・・
石のまわりをゆっくりまわりながら、足を水面あたりでプルプル、プルプル震わせています。のぞきこんだ川の中にくちばしを突っ込み、魚を横にくわえてゆすりながら縦にくわえなおして呑み込みます。自分の黄色い足を餌に見せてのハンティング?なかなかの戦略家です。

コガモが石の上で毛づくろいしています。メスばかりに見えていたコガモの群れにちゃんとオスが混じっています。いつの間にか冬羽(繁殖羽)に変わっていました。いつもせわしなく泳ぎまわっているけれど今日はもうお腹いっぱいなのかしら。

ナンキンハゼの白い実はとてもおいしいのでしょう。初めて見たときには、鳥たちが群がって白い花を食べているのかと思いました。今日も鳥のレストランは大繁盛でした。スズメ、ドバト、カラスが食事していました。
近くにあるトベラも、つるになっている青黒い実も見向きもしません。

自転車でやってきた若いお母さんが幼児と川べりに並んで座って、寄ってきたユリカモメにボーロのようなお菓子をやっていました。パンを切ったものを立って撒く人は本当に多いのです。ユリカモメは群れで飛びまわりながら空中でゲットするので、華やかでやりがいがあるのでしょう。
大きなパン袋を持った人のところには大きな群れが、この母子のところには、小さい子供がぽつぽつやるのにちょうどいいほどがやってきていました。散歩の犬がその様子を見て吠えました。のどかな小春日和の昼下がりの光景です。

ユリカモメ アオサギ

渚のヒドリガモ



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