何年ぶりか、夙川から北山へ、いつもと違う東側の登リ口から登りました。こちらは丸太で土止めをした階段が続きます。段差が大きく、アップダウンも10メートルほどと大したことはありませんが、何度も繰り返すので、いつもの石の土止め、低い段差、アップダウンのないほうがいい。また当分こちらにはこないでしょう。
県道に架かった銀水橋を越え、北山ダムから流れてくる水分谷を渡ると目の前に大きく立ちふさがる砂防ダム。その横を進むと、新しいからまだ後ろの山側が深く、当分は鉄砲水が来ても大丈夫と安心できそうです。いつもの本流の方では、すぐ近くだけれど、すでに上流から押し流されてきた土砂でいっぱい。水の流れる真ん中あたりが最近少し掘ったあとがあるけれど、これでは、大雨が続くとすぐに埋まってしまいそう。
この道のいいのは、すぐそばの水分谷を流れる水音が聞こえること。見た感じは、山の谷らしい清流だけれど、すぐ上流に住宅街があって、溝の水が引かれているのを見ました。
ちょっとまわり道をした感じでいつもの北山池三池に着きました。
北山池南の池に、大小2匹のカメがいます。昨年までは、東側の小さい石の上で甲羅干しをする姿をよく見たものですが、今日は北側の少し大きい岩にいました。親子か兄弟か、あるいは夫婦か。いつもいるカメが姿を見せてくれるとほっとします。
帰りはいつもの道を下りて、越木岩神社に寄りました。大きい岩が割れて崩れる恐れがあるのでしょうか。家の壁のようなもので補強してあってちょっとびっくりです。きっと何百年もするうちにはもっと大きく崩れて、名前の由来の甑* の形じゃなくなってしまうのでしょう。
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