初夏に来て以来、北山から遠ざかっていました。今年はどこも紅葉が遅れているし、股関節の痛みも気になって、ぐずぐずしている間に、越木岩神社参道の桜並木の紅葉はほとんど散り終わっていました。
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正面が神社の杜 |
大きなヤブ椿の木が多い |
何の実?ソヨゴ? |
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甑岩(こしきいわ)です。 この位置からでは岩全体は見えません。 |
近くの民家の、左、南側メタセコイア、右、北側大イチョウ |
もともとはひとつだった岩が、
長い年月で割れたように見えます。
割れたところに木や草が繁っています。 |
登リ口あたりの河原
手前のシナアブラギリは、初夏には
大きな青い実をつけていました。
秋にはその実が少し赤く色づき、
熟すと黒くなるのですが、
今年はその変化を全く見ないうちに、
黄葉を残すだけになっていました。 |
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夏のシナアブラギリ |
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飛び石の標識がかわいい・・・けれど |
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実態は・・・飛び石というより砂利置き場 → |
北山池三池
南の池の大岩に登りたいのは若者だけではありませんでした。カラスは飛べますから当然登れます。右の犬4匹連れて登っている女性たちは、素手で登ったのではありません。後ろから簡単に登れるようです。
季節を感じるセンサーがおかしくなったのは夙川の桜だけではありませんでした。北山のツツジも花開いてしまったのがありました。
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散り残った真っ赤なカエデの近くで、今頃つぼみをつけちゃって、もうすぐ冬よ、どうしたの? |
時期外れに咲く花を、帰り花というと、後で教えていただきました。教えてくださった方の文章が素敵なので、お許しを得てそのまま転記させていただきます。帰り花とは、とてもいいことばですね。咲いてしまったものを、いとおしむならともかく、狂い咲きと表現するのは、いやだと思っていました。
ありがとうございました。
帰り花は、時ならぬ季節に咲く花のことをいいます。
桜、山吹、たんぽぽ、つつじなど、春から夏にかけ咲くはずの花が、初冬に二輪、三輪と思いがけなく咲くことがありますが、俳句の冬の季語になっています。
私も、俳句をはじめてから知ったのですが、ちょっとした驚きと見つけたときの嬉しい気持ちがあって好きです。
返り花、忘れ花、帰り咲き、狂い咲きなどともいうそうです。
今年は温かいせいで、あちこちで目にします。
<宇都宮、E.Y.さまより>
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