夙川北山散歩
新春北山快晴
暮れから急に寒くなって、寒いお正月。やはりお正月は寒いくらいが気持ちが引き締まっていいですね。今日(2日)は寒いけれど、空は快晴。午後、越木岩神社にお参りして、北山池まで登ってみました。暮れに六甲山頂を真っ白にした雪が、低い北山にも積もったらしくまだそこここに残っていました。
北山、主役は青空 大展望
残り紅葉と冬枯れの北山、今日の主役は青空
撮影しているこちら岸の足もとは、いのししの糞でくさい
いつ見ても胸がすっとする大展望

越木岩神社、お正月の賑わい いつもはめったに人に会うことのない越木岩神社が、さすがにお正月。参拝の善男善女で押すな押すな。
すぐ北が北山への登リ口。堰堤のあたりは何かの動物の糞がいっぱい。大型犬かなぁなんて思っていましたが、小さい注意書きの看板で分かりました。 「いのししに遭遇しての事故が増えています。猫に餌をやらないで。」
イノシシの糞
そうか、野良猫に餌をやる人がいて、それをねらって山からいのししが下りて来るんだ。目の前の沢山の糞を見ると、夜中に我が家の近くにも現れて、いのししには慣れているといっても、やっぱりこわい。正月休みだから明るい昼間はハイキングの人もいて、出てくることはないと思うけれど、 走ると結構速いし、顔だって怖い顔してる。夏は蛇とマムシよけに、持っている杖をわざと音立ててついて歩いたけれど、冬にもいのししよけにそうしなくちゃ・・・

北山池、南の池 北山池山池、北の池
北山池、南の池 北山池、北の池
冬の夕方はいつも暗くて、暗い小さい山の池の印象だったけど、快晴だとこの通り

岩登りの人たち シダの上に残雪 凍った水溜り
南の池の大岩によじ登る人たち シダの上に残雪 水たまりが凍ってる



バンつがい山から下りて、家の近くの小さい池まで戻ったら、往きに会えなかったバンが、帰りには出てきてくれました。

池のまわりに誰も、つりの少年もいなくなって日の沈む寸前。はじめ、1羽しか見えなくて、本当に1羽になっちゃったのかと悲しくなっているところへ、離れたところからもう1羽。よかったぁ。別々に出てくるのは危険回避のため? 前からいるあのつがいかどうか分からないけれど、うれしい。

バンってどのくらいの大きさだと思いますか?
写真で見る印象より大分小さくて、ハトより少し大きいくらい。身近に自然にこんな鳥がいるなんて、大切にしたい小さい池です。
ジョウビタキ♂後向き ジョウビタキ♂横向き
バンのすぐそばのガマの穂にジョウビタキのオスが止まりました。このジョウビタキ、往きに会ったオスかもしれません。
くっきり紋付を見せて後ろ向き。次に顔の色がはっきり分かる横顔を見せてしばらくポーズ。ありがとう。ありがとう。この冬2度目のジョウビタキ・オス。
十数年前に家の庭で出会ったのが初めてで、あまり神経質でなく、比較的よく見る鳥だけど、昨冬はオスもメスも1度も見ることがなかった。今冬は夙川に来るカモもカモメも少なくて、冬の散歩の楽しみが少ないなぁと感じていたから、小鳥の姿を間近に見るのはとてもうれしい。
今年はいい年になりそうな・・・予感・・・♪


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