夙川北山散歩

さくらさくら
4月最初の日曜日、夙川さくら祭りの日は朝からしとしと雨でした。ほとんど人の通らない遊歩道に、水のたまった大きなブルーシートが広げられたまま寒々とした光景。だけど翌日はすっきり晴れたお花見日和。平日だから、静かといってもいい満開の夙川でした。
苦楽園橋から 大井出橋から
苦楽園橋から 大井手橋から

コサギ 阪急甲陽線の鉄橋
コサギ 阪急甲陽線の鉄橋

中新田川との合流あたり カワセミのいた枝
中新田川との合流あたり カワセミがいた枝

翠橋あたり 河原の遊歩道終わり
翠橋あたり 河原の遊歩道終わり

小さい子どもの頃、満開のソメイヨシノの花のかたまりを見上げて、水たまりの浅いところでふわふわ揺れているかえるの卵に見えて、気持ち悪くなったのをおぼえています。そのせいばかりではありませんが、長い間さくらは苦手でした。酔っ払いが大声で飲めや歌えの大宴会というのがいやでした。誰も花なんて見てないやん!
でも年のせいです。どんな花もいい。美しい。最近のお花見でドンちゃん騒ぎは見ませんし。

桜のころの夙川 (3月末から)
帰り花を咲かせた木 子どもは水遊び 年配女性はつもるお話
秋、帰り花を咲かせた木も大丈夫 子どもは水遊び 年配女性はつもるお話

葭原橋 ベンチで一休み 川面に映る
オオシマザクラの多い葭原橋 ベンチがあってよかったわ 川面に映る

オオシマザクラ オオシマザクラ ケータイで撮り合う少女たち
オオシマザクラ オオシマザクラ ケータイで撮りあう少女たち
少女だけではありません。若いカップルも、若くない家族連れも、ケータイをかざして花に近づけたり、お互いを撮りあったり。その場から誰かに映像を送れるのですって? 子どもの頃、こんなことができたら、なんて夢だと思っていたことが、いまや当たり前の世界で、いったいどこまで進むのか・・・

桜のころの夙川河口 (3月末)
夏姿、ユリカモメ 換羽途中か、ユリカモメ 換羽途中か、ユリカモメ
カモはほとんどいなくなりましたが、ユリカモメは昼間はまだ河口に大分残っています。夏羽になって、顔が真っ黒のマスクをかぶったようになっているのが増えました。右の2羽は換羽途中なのでしょう。

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