
空は黄砂のせいでさっぱり青空にならないけれど、1年で1番華やかな色にあふれる北山。つぶれてしまった杖を新しいのに変えて、勇んで歩いてきました。コバノミツバツツジと萌黄色の新芽。きれい、あでやか、春色三昧の1日でした。
北山池は三つ子の姉妹のように南北に並んだ小さい池です。貯水池と書いてあったので人工の池だと思っていましたが、もとからあった池を改修したもので、改修に当たっては元の環境に戻すという約束があったそうです。
昭和50年代には、もう大分環境問題が行政側にも意識されていたのでしょう。錦鯉を泳がせ白鳥を浮かべるような擬似自然でなく、微酸性の貧栄養タイプの北山池の特色そのままに、水草の生えない、落ち葉だけが栄養源という大阪教育大学教授水野寿彦氏の貴重な調査研究記録によって、周囲に落葉樹を配した改修工事を行ったそうです。<『続・西宮の自然』 「北山池」藤本一幸氏(鳴尾南中学校)より>
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中の池、北から |
滅多に正面から入らない越木岩神社。ちゃんと鳥居も狛犬もあります。昨年無残に切り落とされていた神社の杜が、枝に葉っぱが生えて、見よくなってきました。大昔からのこの辺の植生を残している杜。貴重な杜だから、これ以上傷めないで欲しい。
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やっと何とか写せたシジュウカラ |
車除けだと思われるうさぎの石柱 |
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水を抜かれて改修工事中だった池に
水がいっぱいになっていましたが・・・ |
中に残された小さい島?に亀が20〜30匹
無断で放されてしまって、助けてもらえなかった
多分輸入ガメ |
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