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登リ口から急な登りが続きます。このあたりは滋賀県が買い上げて原生林のままだそうで、ここを見ると、この辺り本来の植生がよく分かるそうです。 こういう沢沿いはトチやカエデの木が多いとか。
急な登りも、きれいな紅葉がうれしくて、上を見てはシャッターを・・・熟年の団体だからガイドさんもゆっくり行ってくれて、振り返ったりカメラをのぞいたり、苦しくはありません。
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芦生と言えばブナ。関西では珍しい大木やブナ林があります。以前に歩いた辺りはまさにそうでした。ところがこの辺はブナの大木はあまりなく、ミズナラが多い。数十年前まで、この辺では山焼きをしたそうで、焼いた後、すぐに芽を出して育つのがミズナラとか。
三国峠の辺りからの自然な流れが大きな川の源流となり、日本海に注ぐ由良川、琵琶湖に注ぐ安曇川の分水嶺になっています。100年間の約束で京大農学部が芦生原生林2000へクタールを演習林として借りて以来80数年経っているそうで、後10数年で返却すれば、この原生林もどうなるか。最近でも林道建設のために削った峠に古い地蔵があって、その地蔵の下には石に1文字ずつ経文を書いたものが埋めてあったのに、それがどうなったか分からないそうです。
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心癒されるきれいな紅葉の景色を満喫。いろいろ勉強にもなりました。ホントに3.5キロ?思ったよりきつい上り下りで長く感じましたが、余力は残っています。季節を変えてまた来てみたい芦生原生林です。 |
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