栗林公園と屋島
2009年11月21日(土) 晴れ

今年の紅葉狩りは、丹波で終わりかけ。京都西山で最盛期だった。次はどこに行こうかと「もみじ見ごろ」で探して、行ったことのない紅葉名所で休日お得な高速を通って行くところ、四国高松まで行ってみることにした。

栗 林 公 園

松の緑が多い庭園


江戸時代、高松藩主の下屋敷として使われ、後に大名庭園として特別名勝の指定を受けた公園として名高い。名前は知っているが行ったことがなかった。紅葉の季節に有名庭園を見せてもらうのもいいねと期待したが、カエデはあまりなくて、桜紅葉がちらほら。全体が松の緑で覆われた名園だった。

少し色づいた池のほとり 樹冠がくねくね曲がった大きな盆栽のような松の並木
ところどころに橋のある池、紫雲山を借景とした見事な庭園



屋 島

源平合戦で有名な屋島がこんな街中にあるとは知らなかった。栗林公園からすぐ。短い有料道路を通って港のそばの山に登る。久しぶりの瀬戸内海絶景探し。

市内から見える屋島(陸続きで島ではない) 四国霊場第八十四番、屋島寺
本堂 源平合戦を浮き彫りで描いてある




屋島の源平合戦というのは、こういう島と島の間で戦ったものだと何となく思っていたので意外。山を下り始めたら、入り江なのか川なのか分からないが左下方を指して、「源平屋島古戦場」という標識があった。古い歴史を知らず、瀬戸内海絶景はよかったけれど、紅葉はいまひとつで、何となく物足りない日帰りの旅となってしまった。