変形性股関節症手術後  

手術から1年、初同窓会

2010年3月30日(火) 晴れ 
検診でもないのに札幌へ。なんて物好きと言われるけれど、1年前の同時期に入院手術して、ある意味学校の同窓生よりも近しく親しく感じる仲間たち。隣の病室の人たちが、1年検診の機会にみんなで会おう、食事をともにしようと集まる仲間に入れてくださるというので、是非みなさんのその後を知りたい。かっこよく歩く姿を見てみたい。行ってきました。

札 幌 へ

札幌行きの飛行機はできるだけ右(東)側を取るようにしている。神戸を発って岡山あたりから北上。その後ずっと日本海側の海岸線に沿って飛ぶので、晴れていれば、立体地図の本物を見ている気分で、とても楽しい。
今回は、富山から新潟あたりがよく晴れて、雪に覆われた日本アルプスの尾根の連なりもひだの一つ一つもくっきり見えた。槍ヶ岳、穂高の山々、多分あれが上高地の谷間だね。立山連峰の下、広い雪原はもうすぐ雪の大谷がくねくね続くようになるだろう。わくわく興奮しっぱなし。
佐渡島から津軽半島を横切って細く長い鳥の首のような下北半島を見ながら、津軽海峡を越えて北海道上空に来ると、景色は一変。海岸線から平地でも白一色。真冬のような雪景色の中を新千歳空港に下りた。この2時間弱の機上の感動だけでも旅の醍醐味を味わえた。

飛行中ずっと電子機器は使用禁止だと思って、カメラを出さなかったが、ケータイと違って電波を発することはないから離発着時以外は大丈夫だったかも。上の写真は、帰りに空港へ向かうJRの快速エアポート車窓からの夕日。


ホテルで休憩

石部クリニックから1年検診を終えてホテルにやってくるみんなを待って、ひとり、部屋で外を眺めてボーと過ごした。いつものホテルで、シングル予約でも広々ツイン部屋が当たっていたが、今回は繁忙期なのか、本来のシングル部屋。だけど、窓の向きがいつもの南向きから東向きになって、変化が楽しめる。窓辺においてある展望図によると、はるか遠くにトムラウシが見えるらしいが、夕張岳らしいのは分かったが、トムラウシはもやにかすんで分からなかった。



手術同窓生、夕食会

夕方6時から夕食会。7人だと思っていたら、2人増えて9人になっていて、この人数だとなかなかみんなの話は聞けない。やっぱり、いい気になって別室の年配組3人が一緒に入れてもらったのはよくなかったね。反省。
安いコースでも、おいしくて量もちょうどよかった。北海道産小麦を使ったというパンもおいしくてお代わりしてしまった。車で来られた人もいて、アルコールを頼んだのはふたりだけ。私ともうひとりなんだけど、その人は私ひとりじゃさびしいだろうと、飲めないのに無理したらしい。申し訳なかったよ。とか言いながら、もちろん、私はロゼのお変わりをしたけどね。時間は案の定はるかにオーバーして、3時間後にお開き。
写真を撮ったのは前菜のみ、後はすべて食べてから思い出した ←左端の分

ホテル宿泊組4人は、それからまた28階まで上がって、ひとりの部屋に集まって夜中までおしゃべり。当然、股関節の話なんてまったく出ない。もう、痛みもなく、歩くのに不自由もなく、生き方、家族、お金などなど、おばちゃんトーク炸裂。とても有意義なときを過ごしたよ。

翌日、他の足ともさんと会食、その後ちょこっと札幌観光