真珠腫性中耳炎・手術入院日記
2回目

退院後の経過
手術後3年たちました。時々むずかゆくなることがあるくらいで、何の不具合もありません。手術直後の診察は1週間に1度を3回。その後2週間に1度を2回。後よく覚えていませんが、1ヶ月に1度があったかな。3ヶ月に1度の定期検診が今も続いています。
聴音検査は、初期の頃何度かしましたが、ここ2年ほどしていません。聞こえは改善されず、少しずつ悪くなりました。年齢のせいもあるのではないでしょうか。聴音検査をしなくても、耳鳴りが少しずつ大きくなっているような気がします。これも年齢的なものかもしれません。
いつも、「中はきれいですね。まったく湿っていません。入り口のほうにちょっと垢のようなものがあるだけです。」先生もニコニコ。私もニコニコ。経過がいいのはうれしいです。
外耳と中耳の間の壁を取っ払う手術が、私の場合有効だったということでしょう。中耳炎の場合耳だれが出るとはよく聞きますが、私は耳だれが出たことはありません。いつも乾いた耳垢でした。1回目の手術の後は、耳垢はあまり出ませんでした。ほとんど中に向かって入って真珠腫になっていたということなのでしょう。
他にも慢性の病気を抱えているし、足腰は弱ってきたし、年齢とともに老いるのはやむを得ません。日常生活に非常に不便な変化や苦痛がひどいことは困りますが、鏡に映ったところばかりが老化しているわけでないことは分かっています。徐々に体力気力も減退し、血管、内蔵、脳も弾力性なくしわやしみになっていることでしょう。耳の状態はこのままあまり悪化せず、からだ全体が弱っていくのがいいなぁと思っています。

真珠腫性中耳炎手術入院日記 おわり


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