2010年 京 の 冬 の 旅

2010年2月3日(水) 晴れ ときどき 小雪
股関節痛であまり歩けなくなってから、冬にゆっくりマイペースで奈良や京都のお寺を見て歩いていたが、手術後9ヶ月たった昨秋あたりからちょっと自信がついて、バスツアーでもついて歩けるかなと、京都定期観光バス冬季特別コースのひとつに参加してみた。


JR 京 都 駅

10時出発の20分前くらいには案内所まで来るようにということだったので、まだ通勤通学の余波が残る時間帯かと早めに(7:40)家を出たら、9時前に着いてしまった。初めてというわけじゃないけど、時間つぶしに駅のてっぺんまで上ってみた。
今更だけど、設計段階から賛否両論かまびすしかった非常に近代的な京都の表玄関
内部、1階から見上げる エスカレーターで順に上がって
半分あたりから見上げる

京都駅に関してもっと詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。
それにしても京都は寒い。足の先が冷えるかと心配していたが、レッグウォーマー効果か足は大丈夫だけど、おなかが冷える。要らないかもと思いつつカイロを用意して行ってよかった。腰とお腹に貼って落ち着いた。



寺 田 屋

今年のNHK大河ドラマ“龍馬伝”にちなんだ史跡を案内してくれるコース。平日だし、参加者10名くらいのものかと思っていたら、32名。失礼ながら、案外盛況なんだぁ。
最初は伏見の船宿‘寺田屋’。現存する建物が当時のままのものだとずっと信じられてきたが、何と2008年に京都市が発表したところによると、鳥羽伏見の戦(1868年)に罹災し焼失して、現在の建物はその後再建されたものだということだ。

今も素泊まり旅館として営業しているとか
中は狭く、写真いっぱい、薩摩藩の定宿で、当時の女将お登勢さんが維新の志士を厚遇したという
大阪天満と京伏見の間を盛んに行き来したという
客船三十石船の写真
風呂桶

ドラマではまだ寺田屋騒動や龍馬が伏見奉行所の捕り方からお龍の機転であやうく逃れたところまできていないが、維新の歴史上重要な舞台ではあろう。
京都市は、再建の表示をするようにと言っているらしいが、当の寺田屋では、今も、柱の刀痕とか、お龍が入っていて捕り方に気づいたお風呂とか、本物らしく展示している。


龍馬の墓へ