猫・ピーター
元気よぉ、歩いてるよぉ
07年9月17日

 餌を替えたらよく食べる

食べっぷりが悪くなったから、先日、試しにかつお以外の餌を買った。シニア用まぐろのクリーム缶。まぁ、ペロペロアフアフとよく食べる。この頃ほとんど水分だけだったことを思えば、身の部分も少しはすすり込むようになった。おしっこもウンコもちゃんと出ているから、まだまだ元気でいてくれると思う。
ただ、せっかくトイレの中に4本とも足を入れてるのに、おしっこはトイレ箱の外に出てしまうことが多い。全量外に出ちゃったときは、新聞の朝刊と夕刊を下に重ねて敷いた厚みでも吸い取りきれなくて、床までびっしょり。
おしっこ消臭シートを買ってみた。消臭力は強力。裏面に防水加工がしてあるので床を濡らさないのも売り。ところが残念ながらちょうどいい大きさのシートだと、縁の防水加工のない部分から下に漏れ出してそれはとっても臭い。
シートの下に新聞紙をまた敷くようにしたら、大体大丈夫。新聞の上部に滲みた分だけですむようになった。シートは洗い換えように2枚買ったけど、洗濯したあと日に干さないと消臭力が戻らないので、そのつど洗濯していたら追いつかない。一回り大きいのを買い足すか、このまま新聞紙重ねて乗り切るか、悩み中。



07年9月14日

 信じられないくらい元気にしている。ほとんど水分しか摂っていないのに・・・

しばらく毎日猫日記を書いていたから、途切れると心配して、遠くから応援していると妹が猫にメールをくれた。一喜一憂をやめようということと、毎日書いていると、書けないことが起こったときにも何も書かないわけにいかなくなるかもしれないのがつらいことになりそうだから、毎日はやめようと思ったんだけど・・・
水分だけでどうして歩けるんだろ。どうしておしっこウンコをトイレでできるんだろ。びっくりさせられるばかりだ。
布団に横になって寝る前の体操をはじめようとすると、毎晩必ず、横に寝そべって尻尾を振る。尻尾をぽんぽんたたく手がゆっくりになると、そろそろ終わりと布団から降りていく。一緒に寝ようと誘っても、それだけは勘弁と、静かに、だけど必ず降りていく。かわいそう・・・というかおかしい。
1986年11月、我が家に子猫がやってきた
関係過去記事


少しでも口から食べる方が
07年9月12日

 食べた食べないと一喜一憂はやめようと思っているが、

ついつきっきりになってしまう。昨日飲んだだし汁は今日は気が進まないようで、レトルト‘焼きかつおのだし仕立て’の身は裏ごしにしてほんの少し入れたスープをペロペロすこしなめただけ。一昨日まではk/d粉末を水でといたものが最後の砦のように見えていたんだけど、今ではにおいもかがない。
体力があれば口内炎も自力で治るだろうけど、かつお味の水分だけでは歩いているのも驚きだ。ただ、不思議なことに、かつおのたたきを細かく切り刻んだものは、口内炎なんのそのという感じでアフアフ食べる。毎日やりたくなるけど、毎日だと飽きるだろう。食欲のある間はと、今まで週一くらいのペースだったが、もう少し増やそうか。



07年9月11日

 おかゆから重湯・・・そして汁だけ

ほんの少しでも口の中に魚の身が入るとそれ以上汁も飲もうとしなくなるので、かつお味の汁だけなら飲むだろうと、かつお節でだしをとって缶詰の身を裏ごししていれてみたら残さず飲んだ。あー、ホッとするなぁ。舌の先に炎症ができているというわけではないようだ。かつお風味のおかゆから重湯になって、ついに汁だけになったけど、栄養注射や輸液を与えられるよりは、食べる楽しみがあるだろう。しばらくこれでいってみようね。ピーター。




07年9月10日

 高齢猫の治療はどこまで・・・

高齢猫のサロンのようなサイトがあって、体調を崩した猫についての情報交換が熱心に行われている。 腎不全の場合のいろんな数値をみなさん、実によくご存知で、歯を全部抜いて口内炎を治したとか、びっくり。高齢猫に麻酔をかけて歯を抜く治療で、麻酔の危険性も当然あるし、当人(猫)はその後、気分よくラクに生きられたのだろうか。できることは何でもしてやりたい気持ちは分からなくはないが、自分の検査結果のいろんな数値もまるで覚えていない私の感覚では、 苦痛なく何とか食べられてウンコしておしっこして、飼い主が寝ようとするとそばに来て尻尾を振って相手をしてくれようとする。 それ以上は、私もだけど、猫も望まないのじゃないかという気がしている。



07年9月9日
 高齢猫のブラッシングは欠かせない。

若いころと違って本当によく毛が抜ける。それに最近ピーターはまったくからだをなめることがない。 多分口内炎のせいだろう。腸の働きが弱っているから毛や繊維質のものは食べない方がいいので、ちゃんとウンコが出ているのはそのためもあるかもしれない。
子猫の頃からブラッシングはしていた。猫の座ったあとは毛が抜けていっぱいつくから、猫のためというよりむしろ居住空間の見た目のため。掃除の一環のような感じ。 今は、100パーセント猫のため。よくなめていたところ中心に柔らかいブラシで。外でゴロンゴロンのかわりには、背中を硬いブラシで。 気持ちよさそうにされると、こちらもいい気持ち。ペットと飼い主の相互関係ってこういうことなんだろう。



老化が進み、隠れる行動
07年9月8日
お腹がすいたといって訴えるので、台所で缶詰やレトルト、k/d(カリカリ腎臓食)粉末などに水を加えてつぶして混ぜる作業をしていると、足元でまだかまだかと賑やかに催促。ところが容器に入れていつもの場所、エアコンが効いて涼しい居間の片隅に持っていく間、ピーターは反対の方をじっと眺めてどこへ行ったか分らない模様。
声をかけると、向いた方へそのまま進んでどんどん遠ざかるので、抱き上げて餌置き場まで連れて行くことになる。猫で一番高性能の聴力も、人間よりは数倍能力の高い嗅覚も、もともとあまり得意でない視力もほとんどだめということが、このことだけでもよく分るが、少し認知症もかかってきたのかな。いつも同じところにおいているのだから、トイレや寝る場所へはちゃんと行けて餌の場所に行けないのが不思議。トイレも1階で寝るようになったのも、ほとんど同時期なのに。
写真は狭い隙間で熟睡するピーター。



07年9月7日

  何時間も鳴いてまわって、やっと静かになって、姿が見えなくて心配したら・・・

今日で3日目。玄関の傘立てと壁の狭い隙間にまっすぐに身を横たえスースーと眠っている。いつもそこはつれあいのゴルフバッグが置いてあるところ。一昨日から今日までたまたまゴルフバッグがなくて隙間が開いたままだったのだ。
子猫の頃はよく狭い隙間に入り込んでいたが、ずいぶん長い間こういう行動をとらなかった。眠くてたまらないのに眠れないという感じで喚いていた後で見つけた落ち着ける場所か。猫では知らないが、息子たちが乳児時代に、親指をピチュピチュ吸いながら、眠れないとワンワン泣く様子を思い出した。1階2階を探しまわっても見つからなかったが、次男が見つけた。気になって、ふたりともときどき息をしているか確かめに行ってしまう。
3時間後には普通に出てきて、腹減ったというのが、何ともはや人騒がせなと言いたいけれど、いつかはあのまま息絶えるのかもしれないと思っているところへ、おぉ〜みごと復活!ほっと安心、大喜びだ。



07年9月1日

  老化が急激に進んだ。多分、目も耳もほとんど見えない聞こえない状態だろう。

名前を呼んでもあらぬほうを見ている。すぐそばで呼んだときには動く手の方へ来るが、視線は外れている。
左後ろ足がうんと弱って、猫特有のモデル歩き、一直線の上をまっすぐ、しかも前足の跡に後足を置く、ではなくなり、O脚で時々クニュッとこけそうになるのが私の股関節と同じ。それでも4本足だから何とか歩いている。
餌を水でといてつぶして柔らかくしてやると、水分と一緒に身も多少はすすり込んでいたのだが、昨日今日は、本当の水分しか摂らなくなってしまった。それも1度に口にする量はごくわずか。また口内炎かと思うが、全体にかなり弱ってきているので、できるだけ抗生物質をやりたくない。この頃ほとんど口にしなくなったk/d(腎臓に負担をかけない餌)を粉末状にしたものを水でといてスプーンにすくい横になっているところへ、口元にもって行ったら、ペロペロなめる。3さじくらいで起き上がって、皿から直接なめ始めた。あーぁ、よかった。 猫の場合、同じものばかりだと飽きるということもあるから、それかもしれない。 できるだけ長く、2人3脚・・・?ひとりと1匹、ほぼ4脚で、老いの道を進みます。


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