
2月11日(水)〜12日(木) 晴れ
御在所岳の樹氷が見られなかったのが残念。ならば東北のスキー場なら・・・と蔵王にやってきました。
上左はロープウェイ駅からの眺め、向こうにめざす樹氷群が見える。右は中腹にあるホテルの部屋から下界を望む。
夕飯の後、雪上車に乗って樹氷の森に連れて行ってもらい、着ぶくれて転がりそうになりながら、ライトアップされているところまで歩きました。樹氷は本当にすばらしかった。白い人たちが山の上に向かって粛々と進んでいくような幻想的な風景でした。
スキーのゲレンデで樹氷見物ですから、スキーヤーの邪魔にならないように、夜か早朝しかだめなんだと分かりました。ライトアップやむなしなんですね。軽い吹雪で、ウールのストールでほっかむりをしていても、下から吹き付ける風と雪で顔のまわりが凍って、ほんの少しの間だけれど、雪山の感じを味わえました。
踏み跡のない真っ白さらさらの樹氷の間を歩いてみたくて1歩踏み込みましたがやめました。膝までスポッと入って次の一足が踏みだせない。こわい!
「まわりに何もない。誰もいない。シーンと音まで吸い込んでしまうような白の世界にひとりで・・・」なんてあこがれるだけ。もうこれで十分。満足でした。

できれば昼間の姿も間近で見たかったけれど、翌朝はガスが濃かった。欲張ってはいけませんね。
樹氷を見たくて先ず行ったのは、日帰りで行ける御在所岳。当日は暖かく樹氷は溶けていて残念。それはここ。
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