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上 高 地、 06年5月
春遅く、いまだ芽吹かず
大正池のほとりでバスから降りて、今まで見たこともない快晴に、焼岳から穂高連峰の稜線がくっきりつながって見えて感激。
何年かぶりに来たら、大正池はますます狭くなり、遊歩道の位置も少し変わって木道が増え、上高地の変ぼうの早さには驚かされます。
大正池に、オシドリ夫婦?
オシドリ
いつまでも寒かった今年の冬。思っていた以上に雪が残っていました。林の中は一面の雪。遊歩道上にも雪がかなり残っていてびっくりです。河童橋より上流の遊歩道は除雪されていました。


田代池のまわりの湿原
こんな状態で見るのは初めて
木が芽吹く頃湿原の植物も生長するのでしょう
田代池
以前ここにいたオシドリが大正池に移ったのかな
梓川本流も支流も雪解け水で水量多いのに、田代池はますます浅く狭くなっているように見えます。湿原に呑みこまれてしまいそう。湿原に立派な木道ができていました。


河童橋から眺める穂高連峰の風景。雨もいい。霧もいい。いつ見てもすばらしい景色だけど、こんな青空の下で見るのははじめて。カラマツの芽吹きにはほんの少し早くて、来る道々車窓から見た柔らかなもえぎ色に出会えず残念。
ケショウヤナギのほんのりピンク色、芽吹き直前に見えるのは、花なのだそうです。きれいです。
真夏の喧騒はなく、さすがに人が少ない。あちこちで絵を描いている人がいました。絵が描けるってステキ。
この時期だけ? 細い滝が上下に3本見えている
三脚立ててかまえている人に教えてもらった

雪が多くて道が悪く、明神池への右岸は通らないようにと言われ、
左岸だけではつまらないと、大正池から河童橋までゆっくり歩き、
明神岳を横から見る辺りまで往復。明神池まで行かなかった。
明神橋が新しく架け替えられているのは見たかったな。





<2006年5月9日>



信州あちこち、春

前日、白馬で宿泊するまで、何ヶ所か信州の春を探してあちこち寄ってくれました。ツアー会社としては、いつも飛騨から入るルートばかりでは珍しがられないと、白馬で一泊。時期によって、見ごろの花などを選んで何度でも行きたい上高地リピーターを確保しようという新企画でしょう。確かに飛騨高山、白川郷、奥飛騨温泉郷はもういいわという話は何回か聞きました。
しおれたチューリップ畑はいただけませんでしたが、聞いたこともなかった光前寺はいいところでした。何十本もあるらしい枝垂桜に間に合わなかったのは残念でしたが、大きな杉並木の参道を通り、苔むした深い森に抱かれた寺は荘厳な雰囲気に包まれ、早太郎伝説は興味深く、時間がなくて探せませんでしたが、ヒカリゴケが有名とか。
桧皮葺で柱などにも色なく、
うっそうとした森の中にたたずむ三重塔


早太郎の墓 早太郎像


千人塚公園もあまり時間がなくて、
肝心の千人塚には行きませんでしたが、
濃淡いろいろの八重桜が満開で、
そのときはちょうど雲がかかって
見えませんでしたが、
晴れていれば木曽駒ケ岳が対岸に見える
というきれいな公園でした。

総苞外片が反り返らない
在来タンポポ
多分カントウタンポポかと・・・ 総苞外片が反り返って花弁も多く
見るからにセイヨウタンポポ
池のそばに沢山生えていたタンポポのうち、セイヨウタンポポのほうが少ないようだったが
そのうちに我が家のあたりのように、ここもセイヨウタンポポ一色になるのじゃないか


先人塚公園の八重桜 スイス村なる施設の前の菜の花畑
横のチューリップはしおれてた


車窓から、早春の信州の春色、落葉樹の新芽色、カラマツの萌黄色、美しい〜〜

<2006年5月8日>


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