少し昔の韓国旅行
神戸港から出港 1〜2日目 1990年9月22日〜23日
ガントリークレーン林立 瀬戸内海で日没
神戸港を夕方出港、高足蟹と呼ばれた
ガントリークレーンが港らしい雰囲気
瀬戸内海を進む間に日没
船旅といっても、今どきの豪華クルーズを想像してはいけません。 どこの船会社だったか、初のツアー企画とかで、お偉いさんが乗り込んでのご挨拶、ありました。乗客は全員同じ韓国観光ツアー客。私たちは友人同士の気楽な旅。はずむ気持ちのままにおしゃべりも食事も進みます。いえ、ですから、生演奏やフランス料理フルコースなどありません。フェリーの食堂風景です。食後は、広いダンスホールのような場所の前のほうに集められ、当時大流行のビンゴゲームに盛り上がり、さぁ、寝ましょうとベッドに横になった頃に、外海に出たようで、嵐でもないのによ〜く揺れました。 乗り物に弱い私はもちろん、いつもは大丈夫の友人ひとりも酔いました。玄界灘、さすがです。
釜山港 早朝、朝もや煙る釜山港に着きました。
釜山観光は帰途のようで、
バスに乗って慶州に向かいました。



よく似て少し違う日本と韓国、歴史文化遺産
車窓から田園風景 高麗人参畑
バスの車窓から、田園風景 黒い紗を掛けられた高麗人参畑、
直射日光がだめで手がかかる
最高級品は6年物とか

8車線もある高速道路、通称でしょうが弾丸道路とか。中央分離帯に何もないのは、半島を分断されて常時緊張状態にある朝鮮半島では、一朝事ある時にはこの道路を滑走路として使うからだそうで、もしかして写真禁止だったかも。 滑走路にもなるという道路

新羅の都だった慶州に着きました。
天馬塚古墳 これは天馬塚古墳、他にも沢山の円墳があって、古墳公園になっています。
この円墳の下に横穴があって、出土品などを展示してあります。
日本でよく似た金の冠が出土したことがあったような・・・



仏国寺 仏国寺門
仏国寺
様式、色合いの美しいこと、 秀吉が壬申の乱で
焼いてしまって、再建されたのは一部に過ぎないという
外の門
仁王像 石段の上、仏国寺
色鮮やかな仁王像、日本の仁王さんたちも
かすかに色が残っているのがありますね
きっとこんな風に鮮やかだったのでしょう
韓国は石の文化だとか、建物自体は木だけれど
豊富な石を使っての建築様式が
日本と違うのは当然なのでしょう
この日の宿は慶州で、夕食は、大勢で大きな扇を開いて立体的に見せる韓国舞踊を見ながら、焼肉料理。何しろ本場で初めての焼肉。肉も包む野菜もおいしく、キムチのおいしさに驚きました。ごめんなさい。ただ辛いだけだと思っていました。お代わり自由で沢山いただきました。ビールは韓国ではあまりないので高いと言っていましたが、焼肉には日本人はビールでしょう。ビールを飲む人が多かったです。
部屋の窓からは池が見えて、韓国の池だぁと感激しながら寝ました。きっと何が見えても感激したでしょうが。


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