梅林・古い町並み・南紀
2011年2月25日(金)  うす曇

南部梅林散策

暖かい紀州南部(みなべ)梅林散策ツアーに行って来ました。思っていたよりよく歩くことになりました。
初めて来たのが小学生の頃。山形のおばあちゃんが和歌山の我が家に来ていたので、母が南国紀州らしさを見てもらおうと案内したようでした。駅からタクシー、別に入り口もなく、山肌に梅の木が沢山植わっていたことくらいしか覚えていませんが、今やれっきとした観光地で、坂道には土産物屋がずらっと並んでいます。
梅農家にとっては、花の季節はそれほど忙しくないのでしょう。実の季節は、収穫、選別後、生で売ったり、梅干にしたり。1年に1度のまさに書き入れ時、大変な忙しさでしょうけれど。
この写真と左下の写真は遠くに海が見えています
梅ノ木の根元に長く伸びている青いものは収穫時に実を受けるためのネットでしょう
花は一つ一つも全体でも地味ですが、裏のガクの紅がかわいいですね

梅林全体はボーとかすんだように白っぽく見えるだけですが、頂上の梅公園には、見物客が喜ぶようにピンクや赤の梅の木が植えてありました。ベンチがあちこちにあるし、ちょっとお昼には早かったですが、バスを降りるときに配られた弁当を食べました。私は東屋に入って暑いくらいの日差しを避けました。
大阪から朝7:30出発のバスに乗って、夜7:30帰着。弁当つきで3980円。午後は花農家のハウス見学と買い物。レールバスに乗ったあと御坊の町をガイド付きで散策と続きます。考えられない安さです。仕方ないですよね。食べられなかったと文句を言うのは贅沢なのでしょう。でも、行き先によってはおいしい弁当のこともありますから、ちょっぴり残念。



梅林の続く中を上ったり下りたりしながら遠くの山や海をながめつつ、ちょっとしたハイキングを楽しみました。途中から前にも後ろにも人がいなくなって寂しかったですが、どこも痛くならずに、怖い下り坂も足がつりそうになりながらも無事下りられて、うれしかったです。


花のビニールハウス見学


御坊の町の近く印南で、巨大ビニールハウスを見学
ここはスターチスだけ


別の観光農園で、スイートピーやスターチスを切り売りしてくれると言うので、1本40円、安い!20本切ってもらいました。ハウスの中に入り、目の前で切ってもらった生き生きスイートピー。そっと持って帰りました。長持ちしてくれるといいな。
ここで花を買って送るのが目的でツアー参加という人もいて、準備万端、宅配便の伝票を3枚書いて持ってきていました。宅配便にしてでも新鮮さとか安さとか、値打ちなのでしょう。


午後は、大正ロマンの町並み、御坊寺内町散策→