04年4月、洛北お花見ハイキングに参加しました。いつものバスツアーです。 最初に京都府立植物園とすぐ横の賀茂川左岸堤の遊歩道‘半木(なからぎ)の道’紅しだれのトンネルをそぞろ歩き。金閣寺あたりで昼食をとった後、少し山の中を歩いて原谷へ。ここは普段は非公開の個人の土地。4000坪の広さに紅しだれが100本とか200本とか。ちょうど満開見ごろで、こんなみごとな桜の園を見たことありません。好みはあるでしょうが、全山ヤマザクラの吉野山とは全然趣が違って、華やかさでは群を抜いているでしょう。最後に仁和寺の御室桜を見て、桜三昧の1日を過ごしました。
さすがは植物園、どの木にもどの花にも名札がついています。
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植物園に入るとチューリップのお出迎え、その向こうに満開の桜 |
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ヤエベニヒガン |
イチョウの花 |
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リキュウバイ(利休梅か) |
ゲンペイモモ(紅白で源平か) |
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シダレモモの色違い |
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シダレモモ |
ニワウメ |
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ブルビネラ・フロリバンダ |
クレマチス・アルマンディ |
ジャノメ・エリカ |
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飲食できる休憩所もある |
モモの色が濃い |
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紅、白、ピンク、ボケの花 |
シダレモモ |
仁和寺まで1.5キロと聞きましたが、下り一方の道だけど長かった。倍の3キロはあるんじゃないのとみんなで言い合いながらぞろぞろ歩きました。きっと、そろそろ疲れてきていたのでしょうね。
でも、ツツジは満開。萌黄色の新芽。歩くのにいい季節です。
9世紀のおわり仁和の頃、天皇の勅願により創建された仁和寺は、皇室からの入寺が続き、御室御所と呼ばれて一時は隆盛を極めたそうだけれど、その後、武家政権や禅宗の勢力が強くなって衰退し、応仁の乱(1467〜77年)で全ての伽藍を焼失し、復興も思うようにいかなかったらしい。その後、江戸時代17世紀半ばに、徳川幕府の援助により、現在の仁和寺の基礎が築かれたとされているそうです。
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築地塀の上に立派な瓦 |
金堂、御所の紫宸殿を移築し、
寛永の再建時に屋根を檜皮葺きから寺院風の瓦にして完成
御所建築として貴重ということで国宝 |
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鐘楼 |
五重塔 |
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御室桜というのはこのようにまるでツツジのような樹形で普通の幹というものがない
ここの土が原因らしい |
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おしべが花弁に変化していく様子が見える
椿の八重はよくこんな風になっているね |
つぼみはまるでバラ |
今までにどんな花見でもこんな満開時に出くわしたことはありません。御室の桜だけはまだちらほらでしたが、4ヶ所で桜を満喫しました。
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