京、山の辺散歩
哲 学 の 道 散 策

2005年12月21日(水) くもり
1ヶ月も前から楽しみにしていた東大文字山ハイク。だけど、ここのところの寒さで坐骨神経痛が復活して、下半身はガチゴチにこわばり、6キロ3時間のきつそうな団体ハイキングのハイペースにはついていけそうもなくて、あえなく最初からリタイアしました。銀閣寺に下りてくる予定と分かっているので、みなさん蹴上でバスを下りて東山に登っていかれましたが、バスは私ひとり乗せて、Uターンするために山科をぐるっとまわって、銀閣寺の駐車場まで連れて行ってくれました。久々の哲学の道散策です。
きれいに整備された散策路
桜の花の時期はすごい人出でしょう
寒いけど、年配女性がベンチでお弁当
1時間後、私も真似してベンチでお弁当食べました
敷きもみじ、風情あります
おばちゃん向けのお店いろいろ
たかだか十数年前のこと、随分こぎれいな店が多くなったと驚いたものだけど、今は、閉めた店もあるようで、落ち着いてきているようです。ここが有名になったきっかけという元祖散策人・西田幾太郎もびっくりの変貌でしょう。

いつ来ても静かな
法然院。前庭の白砂壇(びゃくさだん)が有名だそうですが、全体の雰囲気がいい。何人もの男女が庭の掃除をしていました。京都や奈良の古い寺社がさびれずにきれいに維持され、今も信仰の場であるというのは、自分は信仰心薄いけれど、うれしいことです。
掃除の行き届いた参道を歩き茅葺屋根の門をくぐる 門を入って境内を望む、左右に砂に描かれた山にもみじ
ひなびた感じの池と滝

本堂への石畳とコケの道


古い外の門 







霊鑑寺

非公開のお寺

背景の東山を今頃、同じバスに乗っていた
仲間たちが大文字目指して歩いているはず
今頃は、どのあたりだろう
何年前くらいかなぁ。廃社かと思うようなうらびれた社でしたが、すっかり整備されて見違えました!大豊神社。もともと朝廷の庇護篤かったそうですが、民間信仰で今まで続いたと思われます。
立派な参道ができていました 小さな古い社が大きな屋根に覆われています
地元の人たちの信仰心の篤さでしょう

やっぱり、ちょっと面白い狛犬
こんな狛ねずみ、ほかにはないでしょう
狛きつね
狛鳶 狛さる
いずれも縁起物としてふしぎはないものらしいけど、普通、神社には獅子風の狛犬でしょう。初めて来たときには何の予備知識もなくて、友人と大喜びしたものだけど、今では有名な珍狛犬らしいです。


銀閣寺

十年前に来たときにもすでにきれいに整備されて
新しい金ぴかのお堂ができ、
山際の遊歩道は虫1匹寄り付かない感じ。
その昔、自然な山の中を、キセキレイが歩き回るのを見ながら
休憩所でお茶をよばれたのが懐かしい。
こんなことばかり言っているから
年よりは汚いのが好きと嫌われる。
展望所から銀閣寺全景と京の町 何人も庭の手入れ



京都駅前にすぐ見える五重塔で有名な東寺
月例の市が今日は今年最後の
終い弘法とか。
初めてなのでかなり期待しましたが、
出店の数が多い割には
それほど面白い店も見当たりませんでした。
時間が遅いせいもありそうだけど・・・
今日のおみやげは、庭の木でとれたという感じの柿。20個ほど入って500円。おいしかったですよ。私の今年最後のハイキングツアー。12月は、寒くて大雪で、中止になったり、神経痛でリタイアしたり。来年がんばるぞ!