城崎マリンワールド
2010年9月17日(金) 晴れ 9月中旬。といってもまだまだ暑い。やっと猛暑が去ったという感覚で、気分は夏なんだけど、海は藍色。3週間前、南紀太平洋の空を映したような青色とは大分違う。少し波立って白い波頭が押し寄せてくるのも日本海らしい感じ。この海を見られただけで、今日のドライブの旅は私としては満足。 沖に浮かんだ岩の島にはカラフルな建物が建っている。50年以上前に初めてここへ来たとき、この竜宮城と呼ばれた島は人がいっぱいで溢れそうだった。今日は一人もいない。子どもたちが夏休みじゃないから? それとも施設が古すぎて危ないとか?
深い水槽がそれほど広くはなくて、タイやアジなど見慣れた魚が多いのがそれもまた楽しい。 世界中から珍しい魚を集める水族館ではないらしく、いろいろ体験して楽しんでもらおうという作りになっているようだ。釣堀もあって、そこに人が一番大勢いたような・・・ 50年前、泳ぐアジを生まれて初めて見て、思わず大声を上げてまわりの人たちに笑われたのがここだった。 日和山水族館とかいうような名称だったが。 トドのダイビング
イルカ・アシカショー
イルカもアシカもほんとにかわいい。イルカのショーを見るのが初めてというわけではないが、見事に揃った芸を披露されて大拍手。たまにうまくいかないのもご愛嬌。多分人間の修練不足だろうね。 セイウチがこんなにかわいい顔立ちだとは知らなかった。小学生のときに雑誌で漫画のセイウチを見たあとしばらくは怖い大きい架空の動物だと思っていた。 陸上を歩くとき、よちよち歩きじゃなくて、意外に身軽にすばやく進んで驚いた。ショーはお話になっていて、見物客を参加させたり、火を使った場面もあったり、楽しかった。 室内のアトラクションはかなり大掛かりなもので、一人500円払って参加したダイブアドベンチャーというのは、大きい水槽の中にプカリと浮かんだ床?にライフジャケットを着せられて乗り、ヤドカリになった気分で海の中に入って行こうと床が揺れながら下がっていったり、まわりで360度海の中の映像が迫ってきたり。水面が目のあたりまで下がったところで、その水が実際に流れ落ちて映像や音響とともに脅かされる仕掛けになっている。 時間が来ても参加者が私と息子だけで、ありゃりゃと思っていたら、ぎりぎりに若い女性二人と男性ひとりのグループが加わり、彼女たちのリアクションがなかなか楽しくて、私たち年配親子ふたりだけじゃなくてよかったよ。 外ステージでのイルカショーの主役たちはゴンドウイルカらしいが、室内のドルフィンタンクなるのは、ちょっと小型で顔のまわりの模様がかわいいカマイルカ。 2頭のイルカを使って調教の仕方の説明があった。ここでも見学者が参加して、撫で撫でさせてもらう。 これはちょっとうらやましかった。 だけど、やっぱり施設側でも見学する側も、若いお姉さんがいいよなぁ。絵になるしほほえましいし。子どもがいればそりゃ子どもがいいんだろうけど、普通の平日では無理だしね。