奥琵琶湖一周紅葉めぐり

2010年11月25日(木) 曇り のち 晴れ  鶏足寺から続く

己高閣・世代閣

しばらく畑の道を歩いた後、己高閣・世代閣に着きました。鶏足寺の宝物館という感じの建物2棟で、境内らしいところには古い大きなお堂もありましたが、住職がいなくて地域の檀家の人たちで維持管理しているのでしょうか。
古色蒼然とした仏像たちがよかったです。両腕、片腕のない十二神将やたおやかな表情姿形の十一面観音など。 比較的新しく見える小ぶりの薬師像が七体並んでいて、微笑んでいるような表情がそれぞれかわいいと言っては失礼なのでしょうね。七体が揃って並ぶ薬師像は珍しいそうです。


胡 宮 神 社

高速に乗って多賀SAでトイレ休憩かと思ったら、バスから降りてどんどん歩いてSAから出て案内されました。少し林の中を歩いた後金網の門から入って、そこが胡宮神社でした。サービスエリアってこんなことができるところもあるのですね。
左の写真をクリックすると文字部分が
大きい画像で出ます。

磐座(いわくら)についての説明が石碑になっています。

仏教伝来以前の原始信仰で今は神社になっていても
磐座信仰のなごりというところはありますね。

神戸市の東端に当たる保久良神社、
わが西宮の越木岩神社、
滋賀県坂本の日吉大社、

きっと他にもいっぱいあるのでしょう。

大岩や大木、山そのものなどに神宿ると感じる心は
日本人には今も引き継がれていると思います。

元気で時間があれば、頂上近くまで登ってみたかったです。



神社裏口という感じ、ここから出てSAまで5分くらいです

胡宮神社の前に3ヵ所散策したのは別ページです。