霧の中のお花畑、八方尾根歩き 歩いているうちに霧の中から顔を出したみごとなお花畑。北アルプスの山並み。いいな、きれいだな、うれしいな。だけど、びっくりしたこと、困ったこと、いろいろありました。 耳をつんざくような爆音を響かせて戦闘機というのか偵察機というのか、歩いているすぐそばの谷間を超低空で一瞬で通り抜けていきました。どうして?こんなところに!後に高知の山の中で米軍機が訓練中に墜落する事故があって、このときも訓練だったのかと分かりました。 急なごろごろ坂を登ると、さぁーと霧が晴れて白馬の山並みがすぐ目の前に現れて大感激。リフトを下りたときは濃い霧につつまれて、人影もないように思いましたが、晴れてみると、まわりには結構人がいて、関東から来たらしい人が「まだガスってる。」と叫んでいました。「ガスる」なんて言葉、あった?いつできたの?
暑い夏は信州の山よ、といつものハイキング友達が誘ってくれて、盛夏お盆に涼しい山上散歩。ホントに涼しくて、花がかわいくて、それまで知らなかった世界。楽しかった。 だけど、プティホテルと称するペンションでの宿泊では困りました。いつもは枕に頭がついたらすぐに寝入って、友人も私も朝まで目覚めることはないのに、私が寝入ろうとすると激しく咳き込んでしまい、本人はもちろん友人まで一晩中眠れなくて、ひどい目にあいました。 多分、壁や天井内装などの接着剤によるアレルギーでしょう。それまでにもそれ以後もそんなことになったことはありません。食事もしゃれた名前のフランス料理でしたが、おいしくないし量が少なすぎて、大勢のツアー客を受け入れる高級別荘地内のペンションはもうごめんと思ったのでした。
山、湿原、お花畑、何でもあります栂池自然園