種子島と屋久島
2011年7月27日(水) 晴れ

露 天 風 呂

昨日と打って変わって上天気。朝一番に庭の散歩の人もいましたが、私は庭の一部になっている露天風呂へ。誰も入っていないのは、どこからでも見られそうだからかな。むしろ、今朝、たまたま近くを散歩した人こそ、お気の毒・・・。
露天風呂は広い庭の一部



千 尋 滝
センピロタキです
滝の左手に見える壁は200m×400mの花崗岩の一枚岩
滝は遠いけど、まわりの景色とともにその雄大さ美しさに息をのみます
ズーム・アップ、昨日の大雨ですごい水量です 滝を目指して少し歩きました
ガイドさんは木漏れ日木漏れ日と売り込みます
必死に石段を上った第2展望台からだと大分離れますが
青空の下、広がった景色に深呼吸、いい気持ち
反対側に海が見えました

屋久島はほとんどが花崗岩からできているそうです。すぐ隣の種子島は、地質的には四万十層群の上に乗った熊毛層群(ユーラシア大陸を造っている堆積岩)で、最高でも標高は282メートル。比べて、屋久島は、地殻変動により下のマグマ溜まりから、四万十層群と熊毛層群に貫入したマグマが固化するとともに隆起した島で、最高峰宮之浦岳は1936メートル、九州で一番高いほどの一大山岳島ができたと考えられているとか。
非常に固い花崗岩でも、大量の雨によって何千万年も打たれ続ければ、削られ、谷ができ。滝ができるのですね。屋久島ならではの大景観。水量の多いときに目にできて幸運でした。



梢回廊キャノピー
個人で造ったらしい樹間散歩用つり橋型遊具?
見た目はちょっと怖いような不安定さ
1番目の人が渡ってOKの合図を送ってきます
腰に安全ベルトをつけて金具をオレンジ色のロープに掛けます
2番目の人が続きます、柱と柱の間はひとりずつ
両手は白いロープを持ちます
見た目どおり、足元も手元も不安定ですよぉ
少しずつ高くなります
この辺は梢回廊といえそうね トカラ列島が見えるはずだけど見えたことはないとおっしゃる
ここは高さ8メートルほど そろそろ終わり、下り階段



さようなら屋久島

島をぐるっと一周。雨の白谷雲水峡歩き、雄大な滝、海から一気に高山の垂直分布、不思議で面白い植物の姿、楽しかったぁ。
種子島と屋久島4日間の旅、終わってしまいました。健脚で早朝から夕方までの縄文杉までのハイキング予定の人も、26日はできなかったでしょう。雨の中、外国の人も含めて少人数、弥生杉コースを歩いていました。屋久島は日程に余裕がないと行った甲斐がないということになりかねませんね。 多分、今が私の体力脚力一番ましなときだと思うので、来れてよかった。うれしかった。もう来ることはないでしょう。さようなら、屋久島。