出石城址、竹田城跡めぐり
2011年4月12日(火) 快晴
3日前の倉吉線廃線跡ウォークと違って空は真っ青、上天気。ただ、行く前から桜はまだで残念と聞かされていました。仕方ないですね。どこも1週間くらい遅れているらしいですから。

バス車窓から

ところが、車窓からはほぼ満開の桜並木を見せてもらいました。あちこちの川の堤防に何キロも続くソメイヨシノの並木。木はどれも若そうで、同じ頃にどこでも流行ったのでしょうか。

最初にバスから下ろされたのは鞄屋さん。トイレ休憩のために寄るみやげもの屋さんは、大抵嫌がられるのですが、こちらの鞄やバッグは有名でいいものが安いそうで、ここが今回の目的と言っている人もいました。バス2台満席でやってきて、結構みなさん熱心に選ばれて、大きな荷物を持ってバスに乗り込まれました。私はおしゃれなバッグには縁がないし、今必要でなければ袋も買う気が起こりませんが、姉妹や娘さんに買い求めている人もいました。すごい。


出 石 城 址

町外れのドライブインで出石そば定食を食べ、そこでもらった地図を頼りに町を散策しました。見るからにという感じのドライブイン2階の食堂でしたが、そばは大変おいしかったです。出石そばがおいしいということでしょう。
出石城跡と背山
右手前の登城橋や門、真ん中奥の隅櫓は近年復元されたそうです
登城橋と門
山頂左側の石垣は有子山城なる中世の古城跡らしい
白壁の隅櫓
出石城にはもともと天主がなかったとか
城下町としての出石町は今、観光で賑わっている町らしい

出石城址に上がる前に抜けるような青空と後ろの山を見ると、左側山頂に石垣のようなものが見えて、地図には有子山城跡となっています。もしかしてあちらが本物の城跡ではないかと気になって、帰ってから調べてみました。 出石城は幕末まで出石藩の城だったけれど、山頂の有子山城というのは中世の山城で、いろいろな城主を経て廃城になり、江戸時代初期に山麓に出石城を建てたもののようです。さらっと書きましたが、よく調べられた詳しく分かりやすいサイトがありました。「埋もれた古城」です。有子山城跡が気になって探したのですが、このサイトにはすぐ近くでもあり、歴史的につながりのある竹田城跡もすてきな霧に浮かぶ写真つきで載っていて、行ったことがある人にもこれから行こうという人にもお勧めです。

「埋もれた古城」トップページ
有子山城
出石城
竹田城


辰鼓楼(しんころう)
辰の刻(午前8時)に藩主の登城を告げる大太鼓が打ち鳴らされていたそうです、今は時計塔になっています
城下町らしい眺めが続きます ここからは山頂の石垣がよく見えます
厄落としのお守り
厄年の数だけ唐辛子を赤米の穂で編みこんでいます
特別に栽培してもらった赤米だそうです
高福寺の桜は満開


続きは、夜久野しだれ桜と竹田城跡