丹波もみじ三山

高 源 寺
2009年11月15日(日) 晴れたり 曇ったり

高源寺山門へ上る石段



丹波に紅葉で名高い名刹があるというので、三山に限らず行けたらいくつでも巡ってみたいと車で連れて行ってくれるように頼んだ。
家を出たらすぐに山道になって、おおっ、木々が色づいているではないか、どんどん期待が膨らむ。中国縦貫西宮北インターから入って吉川ジャンクションで若狭舞鶴自動車道に乗り換えた後、赤くなくても山がきれいに色づいてわくわく。春日で下りてしばらくすると、高源寺の赤い旗がはためき、道の両側の紅葉が道しるべになっている。



最初の入り口は惣門、残念ながらこの辺の紅葉はほぼ終わっている
まわりから聞こえる声も 「残念ねぇ、遅すぎた」


やってくるのが10日ほど遅かったようだ、敷き紅葉は美しいけれど 山門、上から
創建当初は色鮮やかだったのだろうが
年を経て古刹の趣が出て、大体日本人はこの方が好きね
仏殿、本尊の釈迦如来が祀られている
本堂というべき建物だろうが、茅葺屋根の上に
このあたりの民家のようなトタン屋根を
かぶせてあるのが痛ましい
左後ろに大きな方丈
住職の住まいであり、開山禅師などの開山堂もあり非公開
右に見える小さい建物は鐘楼
私も1回撞かせてもらった、力が足りなくてコンと鳴っただけ
三重塔、正しくは多宝塔で毘沙門天が祀られ
経蔵でもあるそうだ


青空が出てきた
山麓の里の家々がはるかに望める
黄色のイチョウが日を浴びてきれい
ここのカエデは天目楓という種類だそうだ
開山禅師が中国杭州天目山より種を持ち帰って植えたとか
葉が小さく切れ目が深い


一番色鮮やかなのはドウダンツツジ



境内をぐるっと回って下りてくると
さっきの黄色いイチョウだけ鮮やか
カエデはもう冬枯れの様子

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