トルコ 正味 2日半


トルコみやげ


トルコはとっても楽しいところでした。たった2日半でも、見るものみな珍しく美しく、おみやげも小さいユニークなものから超高級絨毯まで、観光地のおみやげを見て歩くだけでも楽しい。店じゃなく、ついて歩いて絵葉書を売り込む男たちにはちょっと困りましたが。
本文中にも書いたように、普通のおみやげとは言えない絨毯やトルコ石の店に連れて行かれ、結局高価なものを買ってしまったのが、物には満足しているけれどあまりいい気分ではありませんでした。でも、やっぱりトルコはいい。また行く機会があったらブツブツ言いながらあれこれ買い込みそうな気がします。


トルコではあちこちで見かける青いガラス目玉のお守り“ナザール ボンジュー”
キーホルダーやアクセサリー、絵柄にもなっていた。
みやげ物売りの人は「メダマ、メダマ」と言いながら近づいてくる。

この“目玉”は邪視(人や物に災厄をおこす力をもつ目)を防ぐお守りとか。「大きい方、6個千円、小さい方、10個千円」の売込みを、大きい方を4個と小さい方いくつだったかで千円にまけてもらった。
トルコでは値切らなければいけないと言われ、言ってはみたが、すごいおばあさんひとりの店だったから言い値にしとけばよかったと少し後悔。

我が家の玄関に大きい方がかかっている。魔よけになってくれている。
グランドバザールで買った1枚100円のタイル、鍋敷きにも壁掛けにもできる。
手描きのは高いし、それほど柄が好きでもなかったので、安いプリントものを3枚買った。

もっと赤や黄色の鮮やかなのもあったけれど、それはよそへもらわれていっちゃった。

これは、普段、花瓶敷きにしている。
もっと買ったらよかったと後悔したおみやげ。
だけど、タイルは重い。日本でも買えそうな感じもする。
カッパドキアでは、どこでも店いっぱいに並んでいるきのこ岩の飾りもの。

あまりにも沢山あるし、カッパドキアに限らないけれど、日本語で、“おねえさん、軽石、軽石、1個千円” なんて声をかけられると、買う気がなくなったりするのだろう。
旅仲間で買う人はひとりもいなかった。見るからに簡単安物みやげの感じだし。

だけど、カッパドキアにしかないおみやげ。ここの石を使ってあるのは確かだし、私は買い求めた。

同時多発テロ直後だから、ほかに客は誰もいなくて、声をかける気もなさそうだったけれど、わざわざ買い手が近寄って行って1個千円の言い値で買ったからか、追いかけてきて小さいのをおまけにくれた。