東尋坊の夕日
2003年9月9日(火) 晴れ

突然、海に沈む夕日が見たくなって、東尋坊へ行きました。突然だったけれど、運転手(息子)つきの車もあいていて、誘った友人もあいていて、現地の天気予報を調べ、よっしゃ大丈夫と、名神高速、北陸自動車道を軽快に飛ばして、2時間ちょっとで着きました。列車とバスを乗り継いで、ではこうはいきません。むしろ夕日には早すぎたくらいで、近くの水族館で遊んで時間待ちをしました。
火山国日本では、柱状節理はよく見られますが、海に突き刺さるように立ち並ぶ岩の柱の大きさ、全体の規模の大きさはみごとです。東尋坊の近くには、少し斜めに寝たような岩が、上部の方が残って今にも滑り落ちそうなところもあります。夕日だけでなく、もう少しまわりをよく見て歩きたいところでした。

いよいよ太陽が海に沈もうと傾き始めると、その太陽を隠すように雲が広がり、結局水平線に沈む太陽を見ることはできませんでした。
それでもまぁ、夕日が岩の向こうの海に映る風景は美しく、忘れがたい風景のひとつになりましたが・・・・・・

夕日が完全に沈んだと思われる頃から、そのあたりの雲が真っ黒になって、ドドドーンと雷鳴がとどろき、太陽の代わりとばかりに、稲光が縦横に走ります。何ということかと最初は驚きましたが、海の上で大暴れする雷なんてそうお目にかかれるものではありません。友人とふたり、キャーキャー大騒ぎして喜んでしまいました。

1時間ほどして私たちのいる陸にも激しく雨が降りだして、日本海、夕日と雷の舞台に別れを告げました。