
富士山中腹に江戸時代宝永年間(約300年前)に噴火した最新の火口があり、端正な富士山がちょっとゆがんで見えるところへ登りました。静岡県側の新五合目まではバスで、そこから6合目に当たる森林限界の際と火口の中を宝永山山頂(2693m)までハイキング。
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新五合目から富士山頂がすぐそこに見えます。 右の方へ少し下って、樹林帯の中を歩きます。 |
 富士山に登るつもりで来てないよ。火口を一周くらいのつもりよ。短くてもこれは富士登山だ。樹林帯を抜けて、晴れていれば伊豆半島まで見えるらしい登山道でも、眼下が雲海では展望はなし。右に火口が見えるごろごろ石の斜面は1歩登って半歩下がる状態。
ハァハァフーフーやっと登った後、火口の中の砂礫の壁を登ると言われ、半数くらいのリタイア組がでました。
いつでもリタイアできそうだから行けるところまで行きましょうと、前後の人と励ましあいながら進みましたが、この上りは1歩上って2/3歩下がる状態で、ふたりが15分くらいで下りました。
何度ももうだめと思ったけれど、宝永山頂(写真右上の出っ張り)は目の前のように見えました。でも見えると行くとは大違い。ジグザグ大分進んだと思って見上げると、さっきの位置のまま。だけどがんばった。しんどかったぁ。
アタック隊??5名、登頂?! (男性はガイドさん)
上でお弁当を食べ、下りはまっすぐに砂すべりという下り方。1歩足を出すと2〜3歩分ずずっと砂の中を下がる感じ。勢いがついているから次の足をちゃんと出さないと、つんのめりそうだし、もともと弱い膝がときどきくにゃっとなってバランスを崩しそうだし、速くて気分はいいけど、結構怖かった。
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