山里の秋、柿其渓谷

のどかな木曽の山里歩き   04年10月28日(木) 快晴
さすがに大阪から木曽は遠い。阪神高速のリフレッシュ工事で迂回したこともあり、バスを降りて歩き始めた柿其橋(かきぞればし)で午後0時半。
澄み切った高い空。紅葉にはまだ少し早いけれど、渓谷沿いを歩くのは気持ちよかった。ただ、当然のことながら、里の道はアスファルトで舗装されていて、楽しい歩きとはいかない。

柿其橋から見る水の色はまわりの岩を削ったかのような
白っぽい青。川だけでなく、山の頂上に見える岩も真っ白。
どこかに鍾乳洞が・・・?
戦前に建設されたという大きな
柿其水路橋の下をくぐる

 

   
このかわいいポスト、屋根をご覧ください。新聞受けです。道路からの入り口に立っています。

渓谷沿いの遊歩道を歩いてさかのぼる。上流では水がきれいに澄んでいる

"恋路のつり橋"
昔、悲しい物語があったのかなと思ったら、
もともとは、「小路」という峠の名が
訛ったものらしい、ちょっと残念!?


牛ヶ滝

渓谷沿いにつけられた階段を
上り下りして
滝の全貌が見えるところまでいく

岩と流れと滝つぼの水の色
美しい滝

何故、牛の滝?
名前の由来を知りたいな


恋路峠の展望台に
ま新しい道祖神の塚があった。
こういうものはつい苔むしたような
古いものをいいと思ってしまいがちだが
これだって、何十年かすれば
しっかり苔むして、いい味わいになるだろう

展望台からの景色、見えているのは駒ケ岳から右

      
もう大分日が傾いた
‘熊に注意'と看板のあるヒノキ林の山道を下る
苔むした倒木と木の橋、山道の楽しみの一つ

        
山道が終わると、フォレスパ木曽なる温泉に。
駐車場からの中央アルプスは、
さっきの峠の展望台よりきれいに見える。

まわりの木曽の山を眺めながら、
ちょっとぬる目の露天風呂が気持ちいい。

バスで相席の奈良の人は、
ちょっと物足りない歩きだったと
おっしゃったが、私は
このくらいでちょうどいいかな・・・

 

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