
手術に至るまで
右耳は時々違和感があって、何年も気になりながら、聴力検査のたびに耳鳴りが大きくなるのがイヤで、医者を変えようかと迷ったり、痛くもないからとずるずるとほうっていましたが、耳鳴りのことはそう言えばいいんだと決心して、59歳の4月中旬、いつもよりホンの少し強く違和感を感じたのをきっかけに結局、今までの耳鼻科医を再訪。
何とおじいさん先生は引退。息子さんらしい医師が、ようためましたなぁと軽いノリで、3〜4回、耳垢を柔らかくする点耳薬を前夜家で注しては吸引してもらったけれど、どんどん奥までいくらでも耳垢が続いている。これは真珠腫の再発かもしれないと検査を薦められました。
検査と手術もできる大病院ということで紹介されたのが、同市内の私立病院か市立中央病院か。 どちらがいいかと聞いても、どちらも大丈夫というので、近い方の昔からある私立病院にしました。
ゴールデンウィークあけがいいだろうと言われ、病院のホームページで主任医師の診察曜日を調べ、休みあけ直後を避けて、5月9日(木)紹介状を持って初診。
高台にある病院は緑多く静かで、環境抜群。2時間待って診察。 耳鼻科の医師は40代半ばに見える小柄な女性。診察治療してもらって、技術も診たても人柄も確かな感じ。安心信頼して手術してもらう気になりました。
翌10日(金)には運良くCTスキャンの予約が取れました。キャンセルがあったようです。
13日(月)にはその写真を見ながら診察説明。
「あら、ま、CTスキャンにここの脳の骨が写っていないわ。
真珠腫が骨を溶かして脳に接しているかもしれない。なるべく早く手術しましょう。
骨導聴力検査の結果が余りよくないから、手術で聞こえが改善される可能性はまあないし、 前回の手術がきれいにできているのでそこは触らずに、中耳の奥に鼓膜が引きこまれて、耳垢が外に出られずたまった真珠腫を取り除き、外耳と中耳の壁をとって、 直接耳垢が出られるようにしましょう。」
要は、玄関と次ぎの間を一つに、ワンルームにするのだと理解しました。
21日(火)に入院前検診。
あっという間に28日(火)入院、29日(水)手術と決定。
入院は3週間の予定のところ、2週間と4日。早く退院できてうれしかった。
日記は長いので3日分ずつくらいに分けました |
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