ヨーロッパ風ケベック旧市街はこじんまりときれいな街

2日目 10月4日(水) 曇り時々雨 

トロントで一泊後、再びカナダ国内線でケベックへ。ケベック空港に近づくと、下に見える森が赤い。機内の日本人の間から軽いどよめきが・・・いよいよメープル街道。わくわくします。
シャトーフロントナック セントローレンス川をはさんで対岸を望む 戦場公園
ケベック旧市街のレストランで昼食後、城壁に囲まれた意外に狭いヨーロッパ風の旧市街を散策。ケベック市はセントローレンス川西岸に築かれた城砦の町で、城のような建物が威風堂々と建っていますが、これは最初からホテルとして建てられたシャトーフロントナックです。
ここからひとりツアー仲間が加わりました。何と、関空で出発間際に古いパスポートを持ってきていることが分かって、1日遅れで追いかけてこられた女性。このときまでそんなことがあったとは全然知りませんでした。切符の手配は旅行社の世話だったようですが、関空から成田、バンクーバー、トロント、と3回の乗り換えをひとりで、すごいなぁ。私だったら、全額キャンセル料として召し上げられて、関空から泣く泣く帰宅。3日は泣き暮らすだろうなぁ。ツアー客でも、ツアーでなければ参加できない人ばかりじゃないんだと再認識しました。
昼食のレストラン、右下の方 州議事堂 プチ シャンプランへ下りていく
ここでは足慣らしの軽いウォーキングも。戦場公園から歩き始めて、いかにも大陸的なセントローレンス川を眺めながら、総督の散歩道と称される小路をシャトーフロントナックまで。
対岸の街は川から一挙に崖になった丘に広がっています。こちら岸もそうなっているようです。シャトーフロントナックの前は、提督の散歩道からつながった広い広いウッドテラスの広場(テラス・デュフラン)で、板の隙間から足下の崖が見えます。日本なら地震の心配をしそうです。
広いテラス・デュフランは人通りも少なく、ベンチに人がいません。昔の大砲がすえてありました
高台に建っているホテルから真下に下りると、名前の通りロウワータウンとなり、プチ・シャンプラン通りなど、楽しいお店が並んだ街。おしゃれなツアー仲間二人連れについて店に入り、自分もカエデの葉とオオカミ模様のフリースジャケットを買いました。あたたかくて、旅の間も、帰ってからも冬の間中重宝しました。
今夜の宿は、戦場公園から遠くに見えた高層ホテルです。
州議事堂前の広場から遠くに赤い山が… 何でも大きいカナダ、ナナカマド も ウルシの仲間?