
3日目 10月5日(木) 晴れ
 |
 |
村の鎮守の森!? まっかっか |
どんどん近づく赤い山 |
ケベック市からメープル街道をひたすらバスは走ります。昨日空から見えていた真っ赤な森がすぐそばに見えます。信じられない鮮やかさ。ちょっと運転の荒っぽいバスの運転手さん、とばすとばす、ぶっ飛ばす。
 |
 |
昼食のレストラン |
レストラン横でシロップをなめさせてくれます |
昼食をとったレストランは、メープルシロップを採る小屋でもあり、まわりのメープル(砂糖カエデ)の木の樹液を採るところから、それを煮詰めて昔ながらのシロップの作り方をしているのを説明してもらいながら見学しました。
カエデの木は、樹齢40年からシロップの採取をはじめ、400年くらいまで採り続け、毎年春前の採取穴は、翌年には完全に自分で閉じているそうです。もともと北米東部は白松で覆われていたそうで、最初ヨーロッパから来た人たちはこれだけあればどんどん家を建てても700年は持つと考えたそうですが、何と70年で白松はなくなって、あとがメープルの生育に適した環境になり、生え繁っていったのが今の森林の姿だとか。
食事のときの飲み物に、私ひとりアルコール度の強いメープル酒をいただきました。梅酒のような感じで甘くて飲みやすい。きれいな赤い色。おいしかったぁ。のんべぇー。
 |
 |
村の入り口、門 |
ゴンドラからの眺め |
一日中走って、やっとロレンシャン高原、モントランブラン山麓の街に到着です。
来る道々見た紅葉の森もすごかったけれど、本来はスキー場らしいこの街のメルヘンチックなたたずまいをすっぽりつつんで、真っ赤な森と山が夢のようです。
明日雨の予報では、今日中に山頂からの景色を見ておきたいと、ゴンドラの止まる少し前に急いで飛び乗りました。
 |
明日のお天気次第では歩けないかもしれないからと、歩いて下りて行かれるツアー仲間のご夫婦
よくみると、もしかして、右端の標識は≪下りてはだめ≫なのでは? |
頂上からの景色は想像と全然違っていました。あの丘の向こうは次の町・・・ではありませんでした。360度見渡す限りどこまでもメープルの木に覆いつくされた丘、丘、丘。想像を絶するというのはこのことでしょう!
 |
モントランブラン山頂より、街の反対側の景色、まわりはみなこの風景 |
|