カナディアンロッキー、ミニミニ、ミニハイキング

動   物   編

ロッキーには大型動物が多く、大変大切にされていて、道端や街にもよく出てくると聞きましたが、直接目にしたのは、バンフのはずれでシカだけでした。ハイキングのグループの人たちは、道端で3頭の子どもをつれた黒熊をバスから間近に見たそうです。
小形動物のリスなら観光地でどこでも見られました。種類も多いそうです。観光客が餌をやるから、人が餌をやるような感じで手を出すと近寄ってきます。もちろん餌をやってはいけないそうですが。 リスもかわいくてうれしかったですが、モレーン湖の展望台になっている崖崩れの跡のようなところで、ナキウサギの姿を近くで見られたのは感激でした。私には聞こえませんでしたが、ガイドさんは鳴き声で見つけたそうです。氷河時代の生き残りと言われ北海道大雪山にも生息する(らしい)。2年前に会えるかと思って参加した然別湖の奥の東雲湖へのハイキングが天候が悪くて中止になって、私にとって幻の生き物でした。
エゾリスほど耳が大きくない エゾシマリスよりよほど大きい ナキウサギ 水鳥?

水鳥らしい鳥は、バーベキューをしている川のそばの広場でじっと動きませんでした。この鳥もきっと人間の出すごみが目当てなのでしょう。
ハイウェイ沿いのフェンスのくいの上に、小型のタカのような鳥を見ました。バンフの辺りの川には、魚を獲る種類のオスプレーというタカがいて、よく巣を作っているそうですが、その鳥かどうかは分かりません。

植   物   編

ロッキーで特徴的な植物は、何と言ってもロッジポールパイン。目に入る景色のほとんどは山と氷河と湖と川に、この松の木です。草花では、この時期それほど多くはなかったのですが、山火事の後など荒地に1番に繁殖するヤナギラン。こちらでは、ファイアー・ウィードと呼ぶそうです。
トリカブトが、レイクルイーズ駅の横や、エメラルド湖湖畔の家の垣根に植えてありました。猛毒植物で、日本では山でしか見ませんが・・・
ヤナギラン 植栽らしいトリカブト
ツリガネニンジン
ムラサキツメクサ クサフジ アザミの仲間
家の前にトリカブト ロッジポールパインの
松かさ
リスが食べるらしい
赤い実
地味な木の花 キンポーゲ

ルイーズ湖湖畔のヤナギラン