カナディアンロッキー、ミニミニ、ミニハイキング

アラスカの大氷河、氷河時代を思わせる

5日目 8月14日(土) 快晴
ロッキーの大自然を満喫した旅、予定になかったところもいっぱい加えてくれたらしい今回の観光。時々のミニハイキングも楽しかったぁーーー。だけど3日半はやっぱり短い。太平洋を越えて遠いところをやってきたのです。2週間くらいはいて、同じところでゆっくりしたかったなぁ。旅の最後の日はいつも同じ感想。
朝食レストランテラスからバンフ最後の日の朝焼け さよなら、朝日を浴びたロッキー、大きなU字谷、まもなくカルガリー
カルガリー空港で、みなさん残ったカナダドルを免税店でチョコレートや小物など買って消化していらっしゃる。私は気になっていたワインのお礼に何か、荷物にならない小さくて気の利いたものなんて探しても簡単に見つかりません。 見るからにみやげ物風だけど、メープルカエデの葉っぱをあしらった小さいグラス2個にして、機内ファーストクラスでゆったりされていたのを見つけ、ヘリ観光仲間の男性に受け取っていただきました。値段はワイン価格に遠く及ばないけれど、お礼の気持ちを伝えられてよかった。
カルガリー空港は広く、滑走路も特別長いそうです。空港建物内空中にスペースシャトル模型を吊って飾ってありました。世界に3ヶ所、スペースシャトルが着陸できる空港があって、カルガリーはそのひとつだそうです。

少し遅れて出発した全日空直行チャーター便。往きは雲海で何も見えなかったアラスカの大氷原、大氷河が眼下に広がるのが見えました。すごい!すごい!声も出ない。どんな生き物も拒絶するようなこんな厳しい自然。きっとほんの一部の冒険家とか研究調査の人しか入っていかないのだろうな。どれがマッキンリーかと高そうな山を探しましたが、下から見る山容も知らないのに、分かるわけがありません。そのうちに機長が、高度を少し上げ下げしてマッキンリーが見えるかどうかとアナウンスしてくれましたが、結局雲に隠れて見えなかったそうです。マッキンリー一山が見えるより、この大氷原が延々と続く景色が見られてうれしい。最後までなんてラッキーな旅だったでしょう。感謝感激で胸いっぱい。
左の氷河は蛇行して横縞ができて、右は、これ何? 氷河が海か湖へなだれ込んでいく様子、下からも見てみたい
大氷原から氷河となってあちこちから落ちていく様子が分かります 緯度は高くなったはずだけど、低地になったのか
木々の緑が見えて氷河が川になって流れていく
右上写真の続きがこの光景。氷河がこんな風に流れるでしょうか?もしかして霧か雲が流れているのでしょうか。誰か教えてくださ〜い。

   <日付変更線を越えて、翌8月15日(日)になる>

6日目 8月15日(日) 晴
アラスカ、アリューシャン列島、千島列島、日本、と往きも帰りも北太平洋の沿岸に沿って飛んでくれたおかげで、はじめてこんな地球規模の氷河時代をほうふつとさせるような景色を見せてもらえました。
ところが、日本に近づいた頃から気流の乱れがあったらしく、縦揺れ横揺れ、乗員さんたちも椅子に座る揺れようで、何と朝の食事は到着の30分前くらい、機内前の画面では、サハリンから山形へ入った後、信州の上くらいのとき。まだ揺れている機内を大急ぎで配って大急ぎで回収して回る乗員さんたちの手際よさ。
出発は少し遅れたけれど、すごく揺れたけれど、到着は定時。おつかれさまでした。


これを書いている1週間後、いまだに時差ぼけ治らず、昼夜逆転に近い生活をして家人を悩ませています。東に向けての旅はどうも苦手のようで、念願のカナディアンロッキーに行けたから、当分太平洋を渡らないぞと思っています。