道 北 4 日 間

3日目 2012年9月 2日(日) 午前  晴れ

利 尻 島 一 周

ほぼまん丸の利尻島をバスに乗って一周観光。一泊した鴛泊港から時計回りに、車窓から左に海岸を見ながら、オタトマリ沼、仙法志御崎公園とめぐりました。
車窓から
オタトマリ沼

今まで滅多に姿を隠すことがなかった利尻富士ですが、利尻島に来たら隠れてしまいました。
オタトマリ沼のアカエゾマツ原生林に囲まれ、向こうに優美な姿を見せて、湖面が静かなときには逆さ富士を見せてくれるらしいけれど、
今まで少しはなれた稚内や礼文のいろんな角度から堪能させてもらったので、残念だけど諦めましょう。
9月になるときっと北海道はこんなものなのでしょう。私たち以外に誰もいない、静かな水をたたえた沼と自然林。
こんなところで夏の1ヶ月過ごせたら、もう何も要らないと思ってしまいます。もっと便利なところなら近くに別荘地でも開発されそうだけど、さいわい?とても不便なところだから、みやげもの屋が2軒だけ。夏の間だけ開店なのでしょうね。
そのみやげもの屋の店先に北海道みやげで知名度抜群の「白い恋人」のパッケージの写真は、ここから見た利尻島だと書いてありました。なるほど、季節は冬っぽいけれど、同じだね。よく見ると、フランス語風リボンの文字の下に、小さくMt.RISHIRI とありました。

車窓から、反対側の窓の映り込みが激しく見苦しい
利尻礼文サロベツ国立公園、仙法志御崎公園と書いた石碑
気の毒なほど、目立つものが何もなくて、ここで下車、記念撮影
水は澄んできれいだし・・・奇岩群というのだけれど・・・
あちこち巡り歩いて珍景、奇景を見慣れた観光客は
素直に感動出来なくなっていますねぇ
公園内の自然観察場には
水族館から預かっているというゴマフアザラシ2頭
餌を売っていて、投げても、手からやろうとしても
上を旋回しているトウゾク?カモメに盗られていました



北のいつくしま弁天宮
難破しかけた弁財船が弁天様のご加護により
難をのがれたという伝説があるとか
寝熊の岩
左の黒い岩がうつぶせになっている熊の姿に
見えるという
人面岩
左にある岩が横向きの男性の顔に見えるそうで
注連縄に見えるのは、どうも眼帯らしい
利尻島をほぼ一周して利尻空港が近づきました
向かいに見える島影は礼文島の南東部分
旅行社が不定期航路を昨日と今日チャーターしたという
利尻空港から根室中標津空港まで乗る全日空機
時間的に、多分オホーツク海側の海岸線