イ ン ド   ちょっとだけ

≪動植物≫
鳥

デリーに着いた翌朝、ホテルの窓から見えたのは、近くのアパートや林の上を飛び回る沢山のカラス、トビ、ハト、と一緒にムクドリでした(多分)。窓枠に止まるのもいました。

ムクドリ(だと思う)  目のまわりのオレンジが鮮やか、からだもいくらか大きい、町でも田舎でもどこでも見ました


デリーの宮殿でよく見たのが、ミドリのインコ(オウムかも)です。日本の寺社境内や公園で見るスズメかハトのような感じで飛び回っていました。
バスデブさんは、聞かれると “あれは、インコかオウム。” と答えて笑っています。日本ではインコ?オウム?と分けるけれど、インドは欧米と同じ、みな“パロット” だそうです。やっぱり、という感じ。
日本では関心が高いから、鳥だけじゃなく動物や植物を細かく分類してそれぞれに名前をつけるのですよ、きっと。
       
スズメに見えるんだけど・・・ 左写真の右側の鳥 スズメの顔じゃない!

くっきり眉斑だ、ちがうのかなぁ・・・
それ、巣作りに使うの?
下から見た姿はスズメだよねぇ

後日、この鳥はやはりスズメの仲間と分かりました。
日本のスズメと少し姿かたちが違うスズメが、スズメとしては世界中で見かけられる種類だそうで、イエスズメというそうです。インドで見かけたのと同じ顔のをペルーで見てびっくりしたのが初めてでした。日本のスズメに比べて、のどから胸にかけての黒い部分が大きく、頬に黒丸がないのが際立って違って見え、それはオス。メスは、オスに比べ全体に色が薄く、のども頬も黒くはなく、眉斑が白いそうです。 そうかぁ、そうだったんだぁと胸のつかえがとれた思いでした。



後姿だけじゃ、どんな鳥だかわからない。
どうしてしっぽがゆがんでるんだろ。
目の大きな青っぽいハトくらいの鳥だったような・・・


カラスにそっくり、鳴き声もカァカァ、大きさはからすより小さくハトより大きい
インドでは道端に、街でも田舎でも、よくごみが捨ててありました。観光客用の立派な施設は、文化財でもレストランでも、何人もの男たちが昔ながらのホウキ草の箒で掃除をする姿が見られました。広い場所もあれだけの人数で1日中掃いていればきれいになるでしょう。
でも道端に散らかったごみは、賃金の支払われる仕事にはなっていないのでしょう。
ここは、湖の宮殿のすぐ前の船着場のようなところです。立派な金属製の柵がしてあって遠目にはきれいなのに、残念ですね。カラスのえさ探しの場所になっているようでした。

   




公園やホテルに近い林の中で、縞模様のリスが走り回るのをよく見ました。私が日本でリスを見たことがあるのは、北海道の山の中だけ。他でもいるのでしょうが、人間の多いところで見ることはありません。
ヨーロッパやアメリカ、カナダなどで、庭にも現れると思っていたので、何となく、涼しいところの動物かと思っていました。インドでリス。意外でした。いいなぁ。うらやましい。



3晩目に泊まった宮殿ホテル、サモード パレスのすぐ外にガジュマルの大木がありました。
朝ちょっと散歩したときに、その木の枝が繁っている中でからだが白くて顔の黒いサルが2匹動き回っているのを見ました。白い牛同様、ヒンドゥ教の神様ですね。目の前でちょいと交尾。あら、ま。



植物

ガジュマルの木です。サルが2匹いました。
インドの北中部に当たるこの辺、サモードパレスの外、は、この季節(冬)昼間は結構暑いのですが、朝晩冷えます。6℃7℃といっていました。それでも熱帯性の木がこの大木。すごい!

同じくサモード パレスのそばにありました。
大きな木からこれまた大きな豆型の種がぶら下がっています。

バスの車窓から見る木の名前は分からないし、山の中を歩いたわけでもないし、自然の植物はほとんど撮っていません。
以下の木々は、デリーのフマユーン廟やラージ ガートのある公園に植栽されていたものです。

マンゴーの木 インドねむの木

ほっそりヤシと向こうはボダイジュ ブーゲンビリア
宮殿の中庭はきれいな花がいっぱい。植栽に違いないけれど、暖かいところだからどんな花もみごとに咲くようです。このブーゲンビリアだけしか撮りませんでしたが、ブーゲンビリアは町のあちこちに大きな木になって花開いていました。

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